Steinar Raknes(スタイナー・ラクネス)Live at 山羊に、聞く?(代官山)
Steinar Raknes Live at Yagi-ni Kiku?,
Daikanyama, Tokyo 2013 Aug. 21st
1. Killing the Blues *
2. Corrina *
3. Lonely
4. Deeper Well
5. Sweet Child
6. Stillhouse *
Woodstock (skipped)
7. Keep Holding On
8. Morning Song **
9. Mellizos ** / Twilight *
- intermission -
10. All My Tears
11. Woodstock *
12. Drench My Soul
13. Heart Of Saturday
14. All I Really
15. Speed of the Sound *
16. Wishing Well
17. I'm on Fire *
18. Never Let You Go
19. Walkin *
20. Angel
- encore -
21. Kiss *
* 「Still House」収録
** 「Tangos, Ballads & More」収録
このセットリストは本人の自筆であるが、テーブルが濡れていたりで汚れてしまっている。開場した時点で、まだ前半のセットが完成していなかったので、大丈夫だろうかと心配していたら、前半終了後に後半のセットを検討し始めたのには驚いた。
彼の歌のストックは、50曲程度あるそうだ。それを常時持ち歩いているらしいiPadに曲のタイトルが入れてあって、それらが簡単に並べ替えることが出来るようなソフトを使っていた。それをあーでもない、こうでもないと弄りながら、紙に書き取っていくのだが、書き終わった後に消したり、入れ替えたりもしていた。極めつけは前半でスキップした「ウッドストック」を後半のセットリストを決めた後に会場のファンからのリクエストで再度組み込んだことであろうか。なんとも臨機応変。素晴らしい。
ウッドベースを掻き鳴らしながら歌うのだが、話し声からは想像できなかった渋いう歌声だ。アレンジもベース一本とは思えないほど表情豊かなもので、カバー曲が目白押しなのに、まったく彼のオリジナル曲を聴いているかのような錯覚に襲われた。ピーター・バラカン氏が「はまった」のも頷ける。こりゃ、はまるわ。
前半でのお客の反応が良かったせいか、後半は見た目にもリラックスしているのがよく分かるほど遊びの幅が広がった。リクエストした女性に笑いかけたり、客に歌わせようとしたりと、とてもインタラクティヴでホンワカしたライブ空間が出来上がった。それでもベースを弾き倒す場面も十分にあり、楽器奏者としての彼を期待してきた向きにも十分アピールしていたのではないだろうか。とにかく上手い。派手なアクションはないものの、引き締まった体と端正な顔立ちは、客席に女性客もかなりいたことを納得させるもので、公演終了後に一緒に写真を撮ってもらっているファンもいた。前半と後半の間の休憩時間にもサインに気さくに応じていた。
これまでの公演を見逃してきたことが悔やまれる。
チャンスがある人には、今日、明日の上越市と斑尾でのコンサートをぜひ見てほしい。また、スタイナーがメンバーになっているアーバン・コネクション(Urban Connection)のライブ(今週末の8/24(土)、8/25(日)、ともに新宿ピット・イン)も見に行きたいが、都合つかず。残念。こちらは、「ハイ・ヴォルテージ」。ベース奏者としてのスタイナーを堪能できるのになぁ。
Daikanyama, Tokyo 2013 Aug. 21st
1. Killing the Blues *
2. Corrina *
3. Lonely
4. Deeper Well
5. Sweet Child
6. Stillhouse *
Woodstock (skipped)
7. Keep Holding On
8. Morning Song **
9. Mellizos ** / Twilight *
- intermission -
10. All My Tears
11. Woodstock *
12. Drench My Soul
13. Heart Of Saturday
14. All I Really
15. Speed of the Sound *
16. Wishing Well
17. I'm on Fire *
18. Never Let You Go
19. Walkin *
20. Angel
- encore -
21. Kiss *
* 「Still House」収録
** 「Tangos, Ballads & More」収録
このセットリストは本人の自筆であるが、テーブルが濡れていたりで汚れてしまっている。開場した時点で、まだ前半のセットが完成していなかったので、大丈夫だろうかと心配していたら、前半終了後に後半のセットを検討し始めたのには驚いた。
彼の歌のストックは、50曲程度あるそうだ。それを常時持ち歩いているらしいiPadに曲のタイトルが入れてあって、それらが簡単に並べ替えることが出来るようなソフトを使っていた。それをあーでもない、こうでもないと弄りながら、紙に書き取っていくのだが、書き終わった後に消したり、入れ替えたりもしていた。極めつけは前半でスキップした「ウッドストック」を後半のセットリストを決めた後に会場のファンからのリクエストで再度組み込んだことであろうか。なんとも臨機応変。素晴らしい。
ウッドベースを掻き鳴らしながら歌うのだが、話し声からは想像できなかった渋いう歌声だ。アレンジもベース一本とは思えないほど表情豊かなもので、カバー曲が目白押しなのに、まったく彼のオリジナル曲を聴いているかのような錯覚に襲われた。ピーター・バラカン氏が「はまった」のも頷ける。こりゃ、はまるわ。
前半でのお客の反応が良かったせいか、後半は見た目にもリラックスしているのがよく分かるほど遊びの幅が広がった。リクエストした女性に笑いかけたり、客に歌わせようとしたりと、とてもインタラクティヴでホンワカしたライブ空間が出来上がった。それでもベースを弾き倒す場面も十分にあり、楽器奏者としての彼を期待してきた向きにも十分アピールしていたのではないだろうか。とにかく上手い。派手なアクションはないものの、引き締まった体と端正な顔立ちは、客席に女性客もかなりいたことを納得させるもので、公演終了後に一緒に写真を撮ってもらっているファンもいた。前半と後半の間の休憩時間にもサインに気さくに応じていた。
これまでの公演を見逃してきたことが悔やまれる。
チャンスがある人には、今日、明日の上越市と斑尾でのコンサートをぜひ見てほしい。また、スタイナーがメンバーになっているアーバン・コネクション(Urban Connection)のライブ(今週末の8/24(土)、8/25(日)、ともに新宿ピット・イン)も見に行きたいが、都合つかず。残念。こちらは、「ハイ・ヴォルテージ」。ベース奏者としてのスタイナーを堪能できるのになぁ。
by invox
| 2013-08-22 14:11
| ■Music