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"Hour Moon" Dave Stewart and Barbara Gaskin

さて、もう一つの作品、5曲入りボーナスCDR。「グリーン&ブルー」に対するボーナスCDR、コンパニオンCDRなどという表現もされるこの作品だが、こちらについても少し触れておこう。

"Hour Moon"
(2001, Special Bonus CDR for Green and Blue album)

1. Shakin' All Over (Johnny Kidd)
2. This Wind Blows Everywhere (D. Stewart)
3. Telstar (Joe Meek)
4. Your Lucky Star (from 'Spin') (D. Stewart)
5. Henry & James (Flexidisc mix) (D. Stewart)


e0006365_0274254.jpg1曲目は、やはり2001年の来日公演で演奏されたロックン・ロール曲のカバー。初日のライブ後のインタビューでデイヴは「今回のライブのアレンジの方が良かった」と言い、暗に録音やりなおしを仄めかしていた(バーバラとギャヴィンが「やり直し(Re do...)」とため息をついていた)ので、どうなっているのか楽しみだった訳だが、なんともハードなギター風のリフがイントロに持ってこられた。それにサッカーの応援でよく耳にするような男声コーラスが付加されている。

2曲目は、今回の来日公演でも歌われた秀逸なバラッド。歌詞カードが付けられていないのが残念だが、とても素晴らしい。デイヴとバーバラによれば、小さく録音すべきところを小さくできずに大きすぎたために、出来として、いまひとつ気に入らなかった、というのが「グリーン・アンド・ブルー」に収録されなかった理由の一つのようだ。もちろん、1枚に収めるには曲が多すぎたというのがもっとも大きな理由なのだそうだが。この1曲のためだけにでもこのCDRは買う価値があると思う。

4曲目の「ユア・ラッキー・スター」はアルバム「スピン」に収録されていた訳だが、この曲がテーマとしているジョー・ミークという英国の敏腕プロデューサが作った曲が3曲目の「テルスター」ということになっている。この曲はインストナンバーで、とてもポピュラーなナンバーだ。そしてそのフレーズが4曲目には途中で引用されている。よって、わざわざ既発表曲をここに収録したのには意味があるということになる。

そして、最後の「ヘンリー&ジェームズ」はアメリカの「キーボード」誌に付録として付けられたフレキシ・ディスク(ずっとソノシートだと聞かされていたが、実際にはフロッピー・ディスクだったようだ)のバージョン。イントロがまったく異なっている以外は、基本的にアルバムのバージョンと同じようだ。

いずれにせよ入手困難な曲ばかりなので、このミニ・アルバムは大変貴重なものとなるでしょう。
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by invox | 2009-05-02 00:28 | ■Music