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"Prog Family" Osanna & David Jackson

「Prog Family」Osanna and David Jackson (2009)

e0006365_12135262.jpg  1. Milano Calibro 9-Teme
  2. Animale Senza Respiro
  3. Mirror Train
  4. L'Uomo
  5. 'A Zingara
  6. Ce Vulesse Ce Vulesse
  7. Fije 'A Chistu Paese(Oro Caldo)
  8. Il Castello Dell'es
 - Formentera Medley:
  9. Oro Caldo
 10. Variazione II :My Mind Flies
 11. L'amore Vincera Di Nuovo
 12. Everybody's Gonna See You Die
 - Blue Sky Medley:
 13. In Un Vecchio Cieco
 14. Vado Verso Una Meta
 15. Solo Uniti
 16. Theme One
 17. Canzona :There Will Be Time


Member;
 Lino Vairetti (vo, guitars, harmonica)
 David Jackson (saxes, fl)
 Fabrizio Fedele (guitars, vo)
 Sasa Priore (piano, keys, vo)
 Irvin Vairetti (melotron, keys, program,vo)
 Nello D'anna (bass)
 Gennaro Barba (ds)
 Lello Brandi (bass)
 David Cross (violin)
 Gianni Leone (org,vo)
 TM Stevens (bass)
 Sophya Baccini (vo)
 Solis String Quartet (strings) & Others


・Produced by Lino Vairetti

オリジナルメンバーのLino Vairettiを中心に再結成されたオザンナの2枚目になるという本作だが、全曲とも旧曲のカバーであること(聞けば、チッタ・フロンターレの曲も1曲。「テーマ・ワン」もやっている)と、名義が&デヴィッド・ジャクソンとなっていることもあってか、リノ(とデヴィッド)の音楽(をやれること)に対する喜びをストレートに表現するために作られた作品という印象だ。

メンバーは再結成オザンナに加えて、ゲストとしてDJの他に、デヴィッド・クロス、ジャンニ・レオーネ(イル・バレット・ディ・ブロンゾ)、レッロ・ブランディ(元オザンナ)、TMスティーヴンスなどが参加しているが、ほぼ全部に参加しているのはDJだけのようだ。それだけに、リノとDJの友情がこのアルバム制作の背景にあると見ていいのかもしれない。

それは音にも結構反映されていて、各曲はオリジナルとは異なるアレンジになっているのはもちろんだが、サックスのフィーチャー度合いはそれなりに大きい。ところによっては、後からサックスだけ重ねたなというのがなんとなく分かるような音質の差異は少々あるものの、全体としては違和感なく溶け合っている。

残念ながら私はオザンナは「パレポリ」1枚しか持っていないので、それ以外の曲はかなり昔に友人から聴かせてもらった記憶でしか比較できないので、どっちが良いとか悪いとか、好きとか嫌いというのは言うことができない。しかし、何度か通してこのアルバムを聴いているうちに、楽曲の持っている力そのものというのは感じられる気がしている。そもそもが強い曲なのだろう。再発もされていることだし、オリジナルも聴いてみたくなった(「パレポリ」は実際に聴き直した>日本盤LPで)。

本作はどうやら限定1000枚ということらしいが、日本でも輸入盤に帯と解説をつけたものが、ディスク・ユニオンからようやく出たらしい(出すというのをお店で聞いてから半年くらい経ってしまったが)。それも数の内に含まれると言うから一体何枚が日本で売られるのだろうか? 一応邦題も付くらしい「邂逅の瞬間」とかなんとか。

それにしても、実際ハードでタイトな演奏はかっこよく、イタリア臭さも含めてエッジの立った音になっていると思う。現代的な音作りを取り込みながらも元から持っているヘヴィさを失わず、むしろ、硬質なアグレッシヴさに転換できているのではないだろうか。私はこのアルバム気に入った。選曲的には旧作からのコンピレーションということで、オザンナのベスト・アルバム的な意味合いも持たせてもいいのかもしれない。

それにしても、イタリアらしいベタなタイトルにしたものだ...。
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by invox | 2009-08-08 12:15 | ■Music