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Three Friends、Kerry Minnear 脱退

e0006365_1755883.jpg9月の来日公演は、とてつもなくロックだった。そこで嬉々としてギターを弾いていたGary Green、堅実ながら豪放なドラミングを見せてくれたMalcolm Mortimoreとともに、往時の片鱗を垣間見せてくれるような鍵盤捌きを見せてくれたKerry Minnearがグループを脱退した。仲たがいとか、音楽的見解の相違とかいう理由ではないという。個人的な理由ということだが、もしかしたら、肉体的にツアーをするだけの体力がない、ということなのかなぁ、などと御年61歳の健康に気を回してみたりしている。以前書いたように、すでに自身の音楽の仕事も5年前に引退したということなので、もはや、本人的には「現役」のミュージシャンではない、という意識があるのかもしれない。そして、そこに復帰するだけの体力・気力にも自信がないのかもしれない、などと勝手な憶測で自らを慰めている。

Kerryの歌った「Think of Me with Kindness」は、これまでまったく気にしていなかった楽曲だった。アルバム「オクトパス」の中ではLPのB面は「The Boys in the Band」の印象があまりに強くて、後の曲は一塊の中に埋もれてしまい、個々の存在感を感じられずにいたのだ。しかし、こうして単独の楽曲として目の前で聴いた時、この曲のもつ根源的な素晴らしさが目頭を熱くすらしたのだった。実を言うと、私はアルバム「The Power and the Glory」の中の「Aspirations」がとても好きなのだ。これも、Kerryのボーカルに負うところが大きい。Derekの声もいいが、その対極的な位置にあるKerryのボーカル曲をもっと生で聴きたかった。それだけが心残りだ。

e0006365_176224.jpgKerryが抜けてしまったThree Friendsだが、今後どうするのだろうか? 活動を継続することを期待したいが、3人の友達は二人に減ってしまった。元の「Rentle Giant」に名前を戻すのだろうか? いや、そんなことはして欲しくない。出来るなら、シャルマン一族の誰か一人だけでも参加して欲しいものだ。たとえばDamonとか...。
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by invox | 2009-10-08 00:19 | ■Music