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「パブリック・エネミーズ」マイケル・マン

「パブリック・エネミーズ(Public Enemies)」マイケル・マン監督

e0006365_15245898.jpgその昔、大学生の頃に見た映画で印象に残っているものの一つに「デリンジャー」という映画があった。その映画がいつの作品で誰が監督だったか、主演が誰だったのか、すっかり忘れてしまっていたが、銀行の窓口で名前を名乗るシーンだけはいつまでも記憶に鮮明に焼きついている。

ジョニー・デップ主演のこの映画がジョン・デリンジャーを描いた作品だと知り、ついつい見てしまった。マイケル・マン監督の作品を見るのは初めてだ。ジョニー・デップがどんなジョニー役を演じるのかにも興味があったが、なかなかいい作品に仕上がっていたと思う。タイトルはジョニーを指して言われた「民衆の敵、ナンバー1(Public Enemy No.1)」から採られているという。

映画の中で初めて知ったのは、ジョン・デリンジャーは所謂「小物」扱いをされていたということだ。警察にではない。マフィアとかその手の世界での話だ。シカゴとその周辺だけで活動していたジョン・デリンジャーは全米規模で活動するマフィアから見たら、「小僧っ子」に過ぎなかったのだろう。1930年代には、まだ街中で銃撃戦を行うようなギャングと警察がいた、というのが今となってはちょっと想像しがたい。もちろん、アメリカでは今でも街中で銃を発砲するような事件が多々起きてはいるが、ここに描かれた30年代のような感じではない様に思うのは、私が日本に住んでいるからだろうか。

何度か繰り返し現れるテーマ曲とでも言うべき「テン・ミリオン・スレイヴス」(オーティス・テイラー) がとても印象的だった。
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by invox | 2009-12-29 15:25 | ■Cinema/Movie