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銀河ヒッチハイク・ガイド

「銀河ヒッチハイク・ガイド」の原作は読んだことがないが、イギリスらしいユーモアと皮肉とウィットがてんこ盛りの作品だと理解している。その上でエンターテイメントとしても世界に通用する、はず、だと。と興味を持っていたのだが、映画を見る前にとある個人レビューを読むと、その人にはとてもう~んなんだかなぁな映画だったようだ。考えてみれば日本では、日本的なお笑いが一番一般的であり、その次にアメリカのハリウッド的と呼ばれる笑いの感覚で作られた映画やドラマに触れる機会が最も多い。井やむしろ、それら以外のユーモアや笑いといったものに触れることなどほとんどないのではないか? 小説にしても、いまや日本人作家の作品が売れ筋のほとんどで、外国小説も最も多いのがアメリカもの。書店で目にする限りにおいてもヨーロッパものはかなりマイナーになってきているように感じられる。アメリカや日本、それにその影響下にある韓国のドラマや映画ばかりが羽振りを利かせていてつまらない。イギリスやフランス、ドイツ、イタリアといったメジャーな国ですらいまや珍しもの好き扱いなのかもしれない。
e0006365_22213792.jpgイギリスのナンセンス・ギャグに、キリスト教的なものをおちょくった笑い、ヒューマン・ドラマをコケにしたような人物描写などむちゃくちゃ楽しい映画だった。それでいて最後は人間万歳なところが又イギリスらしい。ハッピーエンドでもなければダークに落ち込むわけでもないイギリスのお笑い映画、そんな作品だった。それでもこの映画は、モンティ・パイソンほど凝った演出でもないのかな? そういう意味では日本やアメリカでももっと人気が出てもいいような気がする。
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by inVox | 2005-09-30 22:21 | ■Cinema/Movie