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「クレイジー・ハート」(2009 米)

「クレイジー・ハート」(2009 米)

監督 スコット・クーパー
音楽 T=ボーン・バーネット 、スティーヴン・ブルトン

◆キャスト
・バッド・ブレイク: ジェフ・ブリッジス
・ジーン・クラドック: マギー・ギレンホール
・ウェイン: ロバート・デュヴァル

せっかくの音楽映画だと楽しみに見に行ったのに、存外つまらない映画だった。それは私にとって「アメリカのカントリー・ミュージック」が単に「好みではない」からという理由だけではないだろう。見るものに「感動しろ」と露骨に迫る映画ほど見ていてうんざりさせられるものはない。そこににやっと笑うようなものでもなければ見ていられない。この映画はまじめすぎる。脚本は単調。音楽の描かれ方も「演出」の域を出ていない。故に出て来る音楽にリアリティがないのだ。

しかし、巷の評価は高いようだ。以下、この映画に寄せられた著名人のコメント;

★佐野元春さん(ミュージシャン)
   アメリカ南部の人々の人生観がよくわかる物語。男女の愛、同胞の絆。カントリー・ミュージックの真髄をきわめた映画だ。
★泉谷しげるさん(『MR.クレイジー・ハート』シンガー・ソングライター)
   やり続けていれば…人生にチャンスは巡ってくる。諦めないことの大切さを教えてくれる、
懐の深いアメリカ映画に出逢った。
★矢野顕子さん(ミュージシャン)
   丁寧に、丁寧に、織られた反物で仕立てた着物のような映画です。この、心にやさしい着ごこちを味わってください。
★綾戸智恵さん(ジャズシンガー)
   人生そのものをとらえた映画!今生きて、自分の場所でうごめいている全ての立場の人に観てほしい。
★土屋アンナさん(シンガー・ソングライター)
   ジェフ・ブリッジスの声がSEXY。カントリーシンガーである彼の生き様があまりにも人間臭く、不器用で愛おしく、何故かほっとする作品です。
★ピーター・バラカンさん(ブロード・キャスター)
   ジェフ・ブリッジスは演技だけでなく、歌もうまい!こんなきれい事のない正直な映画は大歓迎です。

まぁ、普通に見ればそうなんだろうけど、見たタイミングが悪かったのか。なんせピーター・ハミルの来日公演初日の昼間に見ちゃったからなぁ。どうしても音楽の差が評価に影響を与えてしまったかもしれない。あくまでもアメリカの商業音楽の範疇で語られる感動ストーリーだとしか思えなかったのだ。出来のよい大量生産の工業製品のイメージ。
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by invox | 2010-07-29 00:09 | ■Cinema/Movie