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Dave Stewart and Barbara Gaskin リマスター2題

バーニング・シェドのStewart/Gaskinオンライン・ストアでは、すでに先行予約を受け付けているのでご存知の方も多いと思うが、あらためて、今回のリマスターについて紹介しておきたい。


リマスター盤の発売が発表されたのは、かつて、日本のMIDIレーベルから発表された初期の2枚のアルバムだ。ともに、編集盤的な位置付けではあるが、幻のデビュー・アルバム「Disappear」に収録予定だった楽曲群と7インチのシングル・レコード(EP)として発表された楽曲の全てが網羅されている点では、実質デビュー・アルバムの拡張版だといえるだろう。もちろん、当時アメリカ国内で先行して発表されていたコンピレーション・アルバム「Up From The Dark」に収録されていた楽曲も全て収録されている。


** Dave Stewart & Barbara Gaskin **

"Broken Records - The Singles (Special Edition)"

e0006365_0105733.jpg  1. I'm In A Different World (Holland/Dozier/Holland)
  2. Leipzig (Thomas Dolby)
  3. It's My Party (Wiener/Gold/Gluck Jnr.)
  4. Johnny Rocco (Les Van Dyke)
  5. Siamese Cat Song (Peggy Lee/Sonny Burke)
  6. Busy Doing Nothing (Van Heusen/Burke)
  7. Rich For A Day (D.Stewart) (Slightly extended version)
  8. Waiting In The Wings (D. Stewart)
  9. The Emperor's New Guitar (D.Stewart)
 10. The Hamburger Song (D.Stewart)
 11. Henry & James (D.Stewart)
 12. The World Spins So Slow (D.Stewart)
Bonus tracks:
 13. I'm In A Different World (12" mix)
 14. A World of Difference (D.Stewart)
 15. Leipzig (12" mix)
 16. This Is Human Speech (D.Stewart)


"As Far As Dreams Can Go (Special Edition)"

e0006365_0113566.jpg  1. The Locomotion (Goffin/King)
  2. Lenina Crowe (D.Stewart)
  3. (I Know) I'm Losing You (Whitfield/Holland/Grant)
  4. Roads Girdle The Globe (A.Partridge)
  5. (Do I Figure) In Your Life (P.Dello)
  6. When The Guards Are Asleep (D.Stewart/Jakko M.Jakszyk)
  7. Make Me Promises (D. Stewart)
  8. Do We See The Light Of Day (D. Stewart)
  9. As Far As Dreams Can Go (D. Stewart)
Bonus tracks:
 10. The Locomotion (12" mix) (Goffin/King)
 11. There Is No Reward (2010 Remake)* (D.Stewart)
 12. What Becomes of the Broken Hearted (2010 Remake)*
    (Riser/Dean/Witherspoon)
  (*Barbara Gaskin vocal)


今回のリマスターでは、特筆すべきことがいくつかある。

まず第一に、オリジナルのマスター・テープからのリマスターが行われているのであるが、その際、発表当時のEP盤シングル・レコードで施されたラジオ向けのフェード・アウト処理が取り除かれているということだ。これはつまり、それぞれの楽曲が微妙に長くなっていることを意味している。それがもっとも顕著なのが「リッチ・フォー・ア・デイ」ということになるのだろうか。

次に、7曲ものボーナス・トラックが収録されていることを挙げておきたい。特にデイヴの幻のソロ・デビュー・シングルである「ホワット・ビカムズ・オヴ・ザ・ブロークン・ハーティッド」の収録曲が2曲ともリメイクされ、新たにバーバラ・ガスキンのボーカルで収録されている点はまさに特筆に価するだろう。

これは非常に嬉しいサプライズだ。オリジナルの楽曲2曲は残念ながら過去に一度だけスティッフ・レコーズの4枚組コンピレーションCDに収録されたことがあるのみで、それ以外ではデジタル化されたことがなかった。A面のタイトル曲は、ゾンビーズのコリン・ブランストーンが歌っており、プロモーション・ビデオや当時のテレビ番組出演時の演奏などがYouTubeでも見ることが出来る。B面の「ゼア・イズ・ノー・リウォード」は、オリジナルではジャッコ・M・ジャクツィクがリード・ボーカルを取っていた。こちらは映像は何もない。

その他のボーナス・トラックの内「ザ・ロコモーション」の12インチ・バージョンも、かつてMIDIからCDシングルとして発売されていたが、持っている人は少ないだろうから、嬉しい収録だ。また、唯一これまで一度も耳にしたことがない曲「ディス・イズ・ヒューマン・スピーチ」は、一体どういう曲なのだろうか。新曲のようだが、CDが発売されてからのお楽しみ、というところだろうか。

今回のリマスターは「グリーン・アンド・ブルー」以降で採用しているデジパック仕様で発売されるとのこと。ともに、新しいアートワークを施した20ページにも及ぶブックレットが付いてくるらしい。その中にはデイヴとバーバラによる彼らの歴史についてと二人の持っている写真が掲載されているということなので、そちらも非常に楽しみである。

先行予約は既に始まっているが、実際の発売日は11月5日が予定されている。彼らのオンライン・ストアでは通常盤以外に彼らのサイン入りも予約を受け付けている。私はミーハーなのでサイン入りを頼んでしまった。やれやれ。
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by invox | 2010-10-15 00:11 | ■Music