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「エンダーのゲーム」

「エンダーのゲーム」(2013 米)

e0006365_11262656.jpg監督ギャビン・フッド
製作ジジ・プリッツカー
  リンダ・マクドナフ
  アレックス・カーツマン
  ロベルト・オーチー
  ロバート・チャート
  フリン・ヘンディ
  オースン・スコット・カード
  エド・ウルブリッヒ
原作オースン・スコット・カード
脚本ギャビン・フッド
音楽スティーブ・ジャブロンスキー
キャスト
  エイサ・バターフィールド(エンダー・ウィッギン)
  ハリソン・フォード(ハイラム・グラッフ大佐)
  ベン・キングズレー(メイザー・ラッカム)
  ビオラ・デイビス(アンダースン少佐)
  ヘイリー・スタインフェルド(ペトラ・アーカニアン)
  アビゲイル・ブレスリン(ヴァレンタイン・ウィッギン)
  アラミス・ナイト(ビーン)
  スラージ・パーサ(アーライ)
  モイセス・アリアス(ボンソー)
  カイリン・ランボー(ディンク)

e0006365_11271057.jpg本を読んだのは一体何年前だろうか。シリーズの邦訳をすべて読んできたが、まさか、これほど時間がたってから映画化されるとは思ってもいなかった。映画化の話を知った時にはきっと企画倒れになるだろうと思っていたのだ。

カード自身がプロダクションに名前を連ねているせいか、(すでに遥か記憶の彼方になってはいるが)本で読んだ内容から極端にはイメージがずれていなかった。後でブックレットを読むと、ビーンのこともかなり意識的に強調されていたようだが、視点があくまでエンダーに合わせてあるので、ブレはなかった。一つだけ気になるとしたら、視点がエンダーそのものではないことによる周りの子供たちや大人たちの描かれ方かもしれない。実際の映像で見てしまう以上、仕方がないが、カメラの視線は、見る側にある「わたし」の視線であり、それは「わたし」の実年齢からくる性質から逃れることはできないので、必然的にエンダーの視点で描かれている本とは異なるものが見えてしまうのだ。ピーターやボンソーなど、実際のエンダーの視点であれば、きっと、もっと違って見えたのだろう。それは、両親やグラッフ大佐などについても同様だ。もはや自分がエンダーと視線を共有できるほど若くはなくなったのだということを実感してしまったことに軽くショックを覚えた。

しかし、そういったことを考慮しても、この映画は見るに値した。原作を先に読んで知っていてもなお、そう思える映画化作品には、これまでであったことがない。「映画を先に見てから本を読むべき」というのが、小説を原作として作られる映画を見る場合の一番良い出会い方だと、これまでの経験から思っている私がそう思ってしまったのは、原作者が強くかかわっているからなのかもしれない。

ちなみに、私が見たのは字幕版、IMAX 2Dだった。吹き替えは絶対に避けたかったのだ。
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by invox | 2014-02-04 11:25 | ■Cinema/Movie