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"Spangles" 吉田美奈子

"Spangles" (2006) Minako Yoshida

e0006365_11341498.jpg  1. Fun !
  2. Hoop
  3. Rim
  4. 8月の永遠
  5. Mirror Town
  6. Moon Drops
  7. Beyond
  8. Netking
  9. Cascade
 10. Frame

吉田美奈子の新作が届いた。タイトルは「スパングルズ」(なぜか日本盤の表記は『スパングル』になっている)というもので、「光物」とか「スパンコール」を指す言葉のようだ。ジャケットは吉田美奈子の白黒写真にタイトルとアーティスト名が金ぴかの文字で書かれている。この辺はタイトルに引っ掛けているているのだろう。

ここ数年のいつものメンバーでコプロデュースとアレンジに倉田信雄がクレジットされていて、これもまた前作とさほど替わらない印象につながっている理由のひとつかもしれない。前作よりもさらにリラックスした雰囲気が伝わってくる、よりジャズ・ボーカル物に近くなった印象だ。「Dark Crystal」や「gazer」あたりのロック系の音を好む向きには物足りないかもしれない。すでに50歳を過ぎているのだからこういった音楽でもまったく不思議ではないのだが、個人的にはもっとエッジのある音楽を期待してしまう。もちろん、前述のアルバムにもミドル・テンポで優しいメロディを持った曲は含まれているし、そういった曲がライブでも特に人気が高いので、そういった曲を期待しているファンも多いだろう。そういう意味ではこのアルバムも歓迎されるはずだ。ミドル・テンポ、スロー・テンポの楽曲の完成度は無茶苦茶高い。より練りこまれたアレンジもまた一部のすきもなくリラックスしていながらもある種の緊張感を維持している。そういう意味でもホント、良質なバラッドを集めたジャズ・ボーカル・アルバムだと言える。きっと長く付き合えるアルバムになるのではないだろうか。

e0006365_1139380.jpg本作品から、Avex ioもCCCDをやめ、SACDハイブリッドになっている。そのためレコーディングのクオリティは、CDフォーマットの方もDSDマスタリングを施しているのではないかと思われる上質なものになっている。それを印象付けようというのか、トレイの方もピアノ・フィニッシュのようなつややかな黒を使用している。

3月1~3日はこのバンドでのライブが六本木のSTB139で行われるが、今回は行けそうにない。よ
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by inVox | 2006-02-25 11:34 | ■Music