ブログトップ

Out of My Book

invox.exblog.jp

Official inVox Blog; Watched, Read and Listened in my real life.

「リバティーン」

「リバティーン(Libertine)」(2005 英)

監督:ローレンス・ダンモア
出演:ジョニー・デップ、サマンサ・モートン、ジョン・マルコヴィッチ、ロザムンド・パイク

e0006365_22233113.jpgジョニー・デップが主演だということと、元が舞台で、その舞台で主役を演じていたジョン・マルコヴィッチが国王チャールズ2世の役で出ているというのだけしか知らなかった。監督のことも何も知らない。予告編すら一度しか見ていない。公式サイトはこれを書くために初めて見た。音楽が印象に残った。エンド・ロールで確認したらマイケル・ナイマンだった。道理で…。

e0006365_2224414.jpgいい映画だった。ジョニーやるじゃん。演出もぎりぎり派手にならないところで上手く抑えてあるし、映像もきれいだった。名誉革命直前のイギリスの様子はあまりよく分からないが、ピューリタン革命後の王政復古時代の議会と国王、貴族と庶民の関係が微妙であった時代。その雰囲気をよく伝えている。この時代のロンドンの薄汚さもリアルだった。

こういう人物が実際にいたというのは知らなかった。破滅型の天才、と言うべきか、それとも、自らの才能に振り回されて破滅しただけか。…いや、あまり多くは語るまい。ジョニー・デップのファンにはちょっときついかも。扱われた題材も、出来も、とてもアーティスティックな作品だ。見てよかったと思う久々の映画だ。e0006365_2225471.jpge0006365_22555896.jpg
[PR]
by inVox | 2006-04-20 22:25 | ■Cinema/Movie