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Out of My Book

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京極堂の本当の主人は水木しげるに扮装す。

「姑獲鳥の夏」と書いて「うぶめのなつ」だそうだ。京極夏彦のデビュー作の映画化。小説の映画化ではあまりにも多く用いられる常套的な宣伝文句「映像化は不可能といわれた…」云々に当初見るつもりはなかったのだが、「妖怪大戦争」見たさに映画館へ行ったところ、あまりの子供の数の多さに閉口してしまい、だったらこっち、と見てしまった。なかなかに面白い。

登場する俳優・女優は有名どころばかりで、普通ならその役への感情移入こそが映画に没入できるかを左右するのだが、この映画の場合は役者そのものの個性も別段邪魔にならない演出。実相寺監督の手腕か。セットも特撮も純日本的で見慣れているという意味において違和感がない。
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映画は面白かった。だが原作を読んでみたいか?と訊かれたらどうだろう。おそらく答えは「遠慮する」だろう。いまひとつ私の肌感覚には合わなさそうな気がする。まぁ、そう言いながらいずれそのうちきっと読むことになるのだろうなぁ、と思っている。
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by inVox | 2005-08-12 23:34 | ■Cinema/Movie