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Official inVox Blog; Watched, Read and Listened in my real life.

"Hattitude" Hatfield and the North

"Hattitude" Hatfield and the North

e0006365_0295457.jpg 1. Grosso Lavoro,
2. Drowing in the Bathroom
3. K Licks (long)
4. The Crest
5. Pink & Green Machine
6. Further Dances,
7. La Barbe extract
8. Confiture de la Barbe,
9. Born Again Crustacean
10. Elevenses,
11. Farce Majeure,
12. Spaces Not Notes
13. Song for All Our Mums
14. Extract (composed by Alan Gowen),
15. The Men's One-Meter Dash
16. K Licks (short)
17. One of Wilde's
18. Blane Over The Low Countries
19. Drowing reprise
20. Goodbye Fow Now

21. Al Clark Presents.

Phil Miller (guitar),
Pip Pyle (drums),
Richard Sinclair (bass / vocals)
Dave Stewart (keyboards / tone generators)

公式発掘音源第2弾ということで発売された本作は「live tapes, radio shows and one studio session recorded between 1973 and 1975」とあるように、様々な音源からの継接ぎ作品であるが、新たに吹かされたデイヴ・スチュワートによる効果音(明らかに1stアルバムの「The Stubbs Effect」を意識したもの)によって、前半はとにかく1stアルバムを再現するかのような構成になっている。音質も驚くほど良く、曲によって音の感触が若干異なる点を除いては不自然さはほとんど感じない。

ほとんどの曲名は、もちろん遊び感覚で付けられている様だが、歌詞の一部であったり、何らかのつながりのある言葉を用いてあるため一度聴いてしまうとなんとなく「は、はぁ~ん(にたり)」となってしまう。そういった遊び心を持っているからこそハットフィールズの音楽は多くの人に受け入れられたのではないだろうか。

もちろん、本作は昨年8月に亡くなったピップ・パイルの追悼盤だ。ジャケットを開くと若き日の比布のお茶目な姿がある。またブックレットの冒頭にはピップの「このCDについて」というノートが寄せられている。ピップを含むメンバー4人の対談が15ページにも渡って掲載されている。また、クレジットによれば、本作の最初の段階での選曲と編集はピップが行っているそうだ。

正直なところ、前作の「Hatwise Choce」よりも気に入ってしまった。繰り返し聴いていると、1stと2ndのいいところばかりを、自然な形でつなぎ合わせているようにも思えるのだ。再結成ハットフィールズは見たが、やはりこのオリジナルのバンドのライブを生で見ることの出来た人たちがとてもうらやましい。
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by inVox | 2007-01-21 00:30 | ■Music