国立ロシア美術館展
「国立ロシア美術館展 ロシア絵画の神髄」 東京都美術館
ダ・ヴィンチ展が美術展と言うよりも、いかにも博物館らしい展示会であったので、絵画を見たい!という欲求を満たすために混むだろうなぁと思いつつも東京都美術館へ行って来た。だが、あにはからんや、4時前という時間がよかったのか、思いのほか混んでおらず、ゆっくりと見ることができたのだ。
ロシアの画家、と言ってもほとんど誰のことも知らない。そんな状態なので、まったく先入観もなく、新鮮な気持ちで見ることができ、正直言って感銘を受けた。西ヨーロッパが「先進国」として美術界での地位を確保していた時期にロシアではまず、西洋絵画の模倣のようなことから始まったと言ってもいいのかもしれない。だが、決定的に違っているのは、そこに込められた「力」だろう。「追いつけ、追い越せ」で始まったにせよ、すぐに政治的な混乱や貧困などの社会的環境の悪さが画家たちの魂にエネルギーを与えたとしか思えない。絵の持っているパワーがひしひしと伝わってくるのだ。ある時代を反映したもの、と言えば言えるのかもしれないが、残された作品はみな素晴らしい。特に感銘を受けた2点をここに載せておこう。
今後、ほぼ1年をかけて巡回展となるらしいので、チャンスがある方はぜひ見に行って欲しい。
・金沢会場 2007年8月25日(土)~ 9月24日(月・祝) 金沢21世紀美術館
・愛媛会場 2007年10月3日(水)~ 11月11日(日) 愛媛県美術館
・大阪会場 2007年11月20日(火)~ 1月14日(月・祝)
サントリーミュージアム[天保山]
・八王子会場 2008年1月24日(木)~ 3月23日(日) 東京富士美術館
期間中には、テルミンのコンサートも企画されている。
・日時 2007年5月12日(土) 【受付】午後1時【開演】午後2時
・出演者 竹内 正実(テルミン)他
ロシアの児童文学のアニメーションも上映されるらしい。
・チェブラーシカ上映会
・日時:6月13日(水)
<午前の部>午前11時~正午
<午後の部>午後2時~3時
・内容:「ワニのゲーナ」(1969年)、
「チェブラーシカ」(1971年)、
「シャパクリャク」(1974年) の3本を一挙上映
ダ・ヴィンチ展が美術展と言うよりも、いかにも博物館らしい展示会であったので、絵画を見たい!という欲求を満たすために混むだろうなぁと思いつつも東京都美術館へ行って来た。だが、あにはからんや、4時前という時間がよかったのか、思いのほか混んでおらず、ゆっくりと見ることができたのだ。
ロシアの画家、と言ってもほとんど誰のことも知らない。そんな状態なので、まったく先入観もなく、新鮮な気持ちで見ることができ、正直言って感銘を受けた。西ヨーロッパが「先進国」として美術界での地位を確保していた時期にロシアではまず、西洋絵画の模倣のようなことから始まったと言ってもいいのかもしれない。だが、決定的に違っているのは、そこに込められた「力」だろう。「追いつけ、追い越せ」で始まったにせよ、すぐに政治的な混乱や貧困などの社会的環境の悪さが画家たちの魂にエネルギーを与えたとしか思えない。絵の持っているパワーがひしひしと伝わってくるのだ。ある時代を反映したもの、と言えば言えるのかもしれないが、残された作品はみな素晴らしい。特に感銘を受けた2点をここに載せておこう。
今後、ほぼ1年をかけて巡回展となるらしいので、チャンスがある方はぜひ見に行って欲しい。
・金沢会場 2007年8月25日(土)~ 9月24日(月・祝) 金沢21世紀美術館
・愛媛会場 2007年10月3日(水)~ 11月11日(日) 愛媛県美術館
・大阪会場 2007年11月20日(火)~ 1月14日(月・祝)
サントリーミュージアム[天保山]
・八王子会場 2008年1月24日(木)~ 3月23日(日) 東京富士美術館
期間中には、テルミンのコンサートも企画されている。
・日時 2007年5月12日(土) 【受付】午後1時【開演】午後2時
・出演者 竹内 正実(テルミン)他
ロシアの児童文学のアニメーションも上映されるらしい。
・チェブラーシカ上映会
・日時:6月13日(水)
<午前の部>午前11時~正午
<午後の部>午後2時~3時
・内容:「ワニのゲーナ」(1969年)、
「チェブラーシカ」(1971年)、
「シャパクリャク」(1974年) の3本を一挙上映
by inVox
| 2007-05-05 00:32
| ■Arts