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Ikuko Suzuki Live at 彩ギャラリー

Ikuko Suzuki Live at 彩ギャラリー 
12月4日(火)19:00-

アートトラスト・彩ギャラリー

子供時代の造形美術のお師匠様「りんこちゃん」の個展にあわせた一連のイベントの中のひとつとして、バス・クラリネットの独奏と、キーボード奏者、岩崎裕和氏とのデュオとで構成されていた。

ソロでは、バス・クラリネットという楽器の音色の美しさを堪能させてもらった。やはり木管楽器の中でも特に柔らかな音色を誇るクラリネット属の楽器だ。とても気持ちの良い音色だ。12月ということで、既に街はクリスマスの雰囲気が強くなってきていたが、個展の展示作品にも多くのクリスマスものがあり、こういう雰囲気のライブも良いですなぁ。

デュオの前に、岩崎さんのソロがあり、いつものお馴染みの曲を中心にギターレスを感じさせない演奏が楽しめた。そして、デュオでの即興演奏。即興は苦手と言っていたが、なかなかの音が出てきた。後で聞いたら、和音との絡みは苦手だとのことだったようだが、そこは岩崎氏が良く補っていたように思う。

さて、今回の目玉は「ジャック・ドゥ」だ。本来バス・クラリネットの多重録音と電子音で構成されているこの曲を、キーボードで伴奏を置き換えて演奏してみようというもの。当然、かなりのアドリブがキーボード側には期待される。アコースティックな生楽器と、電子楽器の代表であるシンセサイザーのアンサンブルは、キーボードが抑え目な音量になっていたこともあって無難に進んでいった。ちょっと無難すぎるかな、という感じもあったが、控えめなキーボードのアレンジが、最初の試みとしては、十分な成果を得たと言っていいと思う。次は、たぶんに鬩ぎ合うアレンジを期待したいし、もっとアドリブを入れ込んでいって欲しいゾ、と。いったん曲を破壊するまで崩していってから原曲に戻ってくるような展開を聴いてみたい。
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by inVox | 2007-12-21 23:50 | ■Music