国宝『鳥獣人物戯画絵巻』の全貌展
「鳥獣戯画がやってきた!―国宝『鳥獣人物戯画絵巻』の全貌―」展 サントリー・ミュージアム
学校では「鳥獣戯画」という名前で教わった記憶があるのだが、いつの間にか「人物」が加わっているようだ。これが甲乙丙丁の4つの巻物からなるものだというのはなんとなく知っていたような知らなかったような。しかし、それぞれに異なる写しがあったり断片があったり、順番の異なるバージョンがあったりするというのは初めて知った。
昔、教科書で見た印象はもっと毒のある風刺の意味合いの強いもの、というものだった気がする。その印象がずっと残っていたのだが、今回見た限りでは「漫画」。風刺ももちろんあるのだが、むしろ、庶民が世の中を皮肉ったような、江戸時代で言うなら「粋」に近いものだという印象だった。絵そのものも、いろんな人が描いているだけにばらつきの幅が大きい。下手な絵があると言っているのではなく、画風が異なるという意味だ。
それにしても、書いてある文字が読めないのは残念。誰かこれをアニメーションにして誰にでも判るものにしてくれないだろうか。
学校では「鳥獣戯画」という名前で教わった記憶があるのだが、いつの間にか「人物」が加わっているようだ。これが甲乙丙丁の4つの巻物からなるものだというのはなんとなく知っていたような知らなかったような。しかし、それぞれに異なる写しがあったり断片があったり、順番の異なるバージョンがあったりするというのは初めて知った。
昔、教科書で見た印象はもっと毒のある風刺の意味合いの強いもの、というものだった気がする。その印象がずっと残っていたのだが、今回見た限りでは「漫画」。風刺ももちろんあるのだが、むしろ、庶民が世の中を皮肉ったような、江戸時代で言うなら「粋」に近いものだという印象だった。絵そのものも、いろんな人が描いているだけにばらつきの幅が大きい。下手な絵があると言っているのではなく、画風が異なるという意味だ。
それにしても、書いてある文字が読めないのは残念。誰かこれをアニメーションにして誰にでも判るものにしてくれないだろうか。
by inVox
| 2007-12-22 18:44
| ■Arts