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「アマルコルド」 フェリーニ

「フェリーニのアマルコルド(Federico Fellini Amarcord)」 (1974、イタリア/フランス)

e0006365_22401310.jpg監督:フェデリコ・フェリーニ
製作:フランコ・クリスタルディ
脚本:フェデリコ・フェリーニ/トニーノ・グエッラ
撮影:ジュゼッペ・ロトゥンノ
音楽:ニーノ・ロータ
出演:ブルーノ・ザニン/プペラ・マッジョ/マガリ・ノエル/アルマンド・ブランチャ

e0006365_22441987.gifフェリーニの「アマルコルド」を見た。自身の少年時代の思い出と重ね合わせて作られたとかいう前知識だけを頼りに見てみたのだが、原題の「アマルコルド」の元々の意味である「私は覚えている」が象徴するように、主人公であるティッタ少年の15歳の春から次の春(綿毛が飛ぶという出来事が象徴的に使われている)までの1年間の出来事を時間軸に沿って追っていて、ストーリーとか展開は基本的に皆無だと言っていいだろう。そんなの映画になるのか? 何が面白いのか? 自身の視点をティッタに置けなければつまらないかもしれない。自分が15歳だった1年間を思い出した。連続性のない出来事の連続によって、一人の少年の「毎日」という連続性が形作られ、気づいたら「忘れられない1年」になっていた...。そんな感じだろうか。昨年来日したピーター・ハミルが好きな映画として挙げていたのには、そんな感覚があるのかもしれない。
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by inVox | 2008-02-11 22:40 | ■Cinema/Movie