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「美術散歩ー印象派から抽象絵画まで」

「美術散歩ー印象派から抽象絵画まで」ブリヂストン美術館

「美術散歩ー印象派から抽象絵画まで」_e0006365_23512524.jpg第1室 新しい道を求めて
第4室 印象派の世界
第5室 変わりゆく絵画の風景
第6室 マティスが歩んだ道
第7室 百花繚乱のパリ
第8室 ピカソの多彩な展開とその交流
第9室 抽象への道
第10室 戦後美術から現代へ
第2室 日本近代洋画の景観

順路を示す札に従って見て行くと、上記のような順番のようだ。これに彫像が集められた部屋が4つほど加わっている。展示室の並び方は欧米風で、様々な方向へと抜けることも可能だが、ある部分はロープ(と言うかテープ)で仕切られていてさすがにそこまでの自由度はない。

「美術散歩ー印象派から抽象絵画まで」_e0006365_23514231.jpg前室でロダンの作品複数を含む彫像を見てから第1室へ。ここでは馴染みのあるタッチの欧州絵画が並んでいる。気に入ったのは、先日個展も見に行ったカミーユ・コローの《森の中の若い女》と言う作品。これはよかった。国立新美術館よりもじっくりと見ることが出来たのは嬉しかった。続く第4室ではフィンセント・ファン・ゴッホ《モンマルトルの風車》やアルフレッド・シスレー、カミーユ・ピサロなどの風景画がとてもいい。もちろん、ルノワールやモネも悪くはない。第5室はあまり好みの作品がなかった。セザンヌやゴーガン、ボナールなど有名どころの作品はあったのだが...。第6室のマチスもまたしかり。ヴラマンクの《運河船》はしかし強烈だった。第7室ではルオーの作品二点が強烈なインパクトを見せていた。あまり好みではないがローランサンも二点、印象に残る。そして第8室。ピカソの作品が8つ。アンリ・ルソーが二点。キリコ、ミロ、ブラック、ロートが一点ずつ。中でも、私にとってはあまり印象のないピカソの風景画《生木と枯木のある風景》と肖像画《腕を組んですわるサルタンバンク》がインパクトがあった。それとキリコの《吟遊詩人》。ミ
by invox | 2008-07-25 23:51 | ■Arts

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