「コレラの時代の愛」(2007)
「コレラの時代の愛」(2007 米国)
監督 : マイク・ニューウェル
出演 : ハビエル・バルデム 、ジョヴァンナ・メッツォジョルノ 、ベンジャミン・ブラット 、カタリーナ・サンディノ・モレノ 、ヘクター・エリゾンド
当初ハリウッド製の甘々の恋愛映画だと思っていたので全く観る予定はなかったのだが、ガブリエル・ガルシア・マルケスの小説の映画化だと知り、急遽見に行った。いやぁ、行ってよかった。とても面白かった。原作は読んだことのない作品だったので、どこまでが原作どおりでどこからが脚本によるものなのか定かではないが、笑える場面も多く、シリアスでありながらも、どこか楽天的で陽気なラテン・アメリカの(現実にはコロンビアの)気質をよく表していた。これもラブ・コメディの一種と言って良いだろうか。演出は抑え目で、決して派手な、ドラマティックさを強調するようなものは入っていない。それがアメリカ映画だというよりもヨーロッパ映画(それも大陸)的な印象を持った理由ではないだろうか。台詞は英語なんだけどね。
マルケスの作品からも随分と長いこと離れてしまっている。久しぶりに何か手を出してみようか。ふと、そんな気分になった。
監督 : マイク・ニューウェル
出演 : ハビエル・バルデム 、ジョヴァンナ・メッツォジョルノ 、ベンジャミン・ブラット 、カタリーナ・サンディノ・モレノ 、ヘクター・エリゾンド
当初ハリウッド製の甘々の恋愛映画だと思っていたので全く観る予定はなかったのだが、ガブリエル・ガルシア・マルケスの小説の映画化だと知り、急遽見に行った。いやぁ、行ってよかった。とても面白かった。原作は読んだことのない作品だったので、どこまでが原作どおりでどこからが脚本によるものなのか定かではないが、笑える場面も多く、シリアスでありながらも、どこか楽天的で陽気なラテン・アメリカの(現実にはコロンビアの)気質をよく表していた。これもラブ・コメディの一種と言って良いだろうか。演出は抑え目で、決して派手な、ドラマティックさを強調するようなものは入っていない。それがアメリカ映画だというよりもヨーロッパ映画(それも大陸)的な印象を持った理由ではないだろうか。台詞は英語なんだけどね。
マルケスの作品からも随分と長いこと離れてしまっている。久しぶりに何か手を出してみようか。ふと、そんな気分になった。
by invox
| 2008-08-23 15:25
| ■Cinema/Movie