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Official inVox Blog; Watched, Read and Listened in my real life.

カテゴリ:■Cinema/Movie( 134 )

「コレラの時代の愛」(2007 米国)

e0006365_15251211.jpg監督 : マイク・ニューウェル
出演 : ハビエル・バルデム 、ジョヴァンナ・メッツォジョルノ 、ベンジャミン・ブラット 、カタリーナ・サンディノ・モレノ 、ヘクター・エリゾンド


当初ハリウッド製の甘々の恋愛映画だと思っていたので全く観る予定はなかったのだが、ガブリエル・ガルシア・マルケスの小説の映画化だと知り、急遽見に行った。いやぁ、行ってよかった。とても面白かった。原作は読んだことのない作品だったので、どこまでが原作どおりでどこからが脚本によるものなのか定かではないが、笑える場面も多く、シリアスでありながらも、どこか楽天的で陽気なラテン・アメリカの(現実にはコロンビアの)気質をよく表していた。これもラブ・コメディの一種と言って良いだろうか。演出は抑え目で、決して派手な、ドラマティックさを強調するようなものは入っていない。それがアメリカ映画だというよりもヨーロッパ映画(それも大陸)的な印象を持った理由ではないだろうか。台詞は英語なんだけどね。
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マルケスの作品からも随分と長いこと離れてしまっている。久しぶりに何か手を出してみようか。ふと、そんな気分になった。
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by invox | 2008-08-23 15:25 | ■Cinema/Movie
「テネイシャスD~運命のピックをさがせ!」(2006 米国)

e0006365_10474398.jpg 監督・脚本:リアム・リンチ
 製作・出演・脚本:ジャック・ブラック
 出演・脚本:カイル・ガス
 出演:ロニー・ジェイムズ・ディオ、JR・リード、ベン・スティラー、ティム・ロビンス

くだらなさ過ぎるほどくだらない下品な、愛すべきお馬鹿映画。まぁB級映画とはこういう作品を指すんだろうなぁ。ヘヴィメタルに偏っているところを除けば、ロックファンにはそこそこ受ける映画だろう。笑える。「スクール・オブ・ロック」でのエンタテイメントとは趣を異にしている。ヘヴィメタマニアの仲間内でのジョークにしかすぎない部分も多い。「良い子は真似しないように」という声が聞えてきそうだ。え、誰の声かって? 決まっている、ロニー・ジェームズ・ディオの声だ。楽屋落ちの内輪で楽しむ映画だ。


「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」(2008 米国)

e0006365_1048492.jpg 監督:スティーブン・スピルバーグ
 原案・ストーリー・製作総指揮:ジョージ・ルーカス

 出演:ハリソン・フォード/シャイア・ラブーフ/ケイト・ブランシェット/カレン・アレン/ジョン・ハート/レイ・ウィンストン/ジム・ブロードベント

暇にあかせて見に行ってしまいました。まぁハリソン・フォードも老いてますます盛んと言うか、アクション俳優として現役ですね。息子役もなかなかいい味出していました。しかし、今度はスターリンのソ連ですか。懐古ネタも尽きませんねぇ。アトミック・カフェも笑いのネタ程度にしか過ぎないわけですね...。冷蔵庫が壊れないとはさすが昔のは頑丈だ。唐突なアクションも事件も何もかも、ありえないだろうというシチュエーションも、果ては宇宙人だUFOだで強引に大団円に持っていく力量はさすが。エンタテイメントの極致。いかにもアメリカ人の好きそうな映画だ。


「スカイ・クロラ(The Sky Crawlers)」 (2008 日本)

e0006365_10482118.jpg 監督:押井守
 原作:森博嗣
 声の出演:菊地凛子/加瀬亮/谷原章介/竹中直人/榊原良子/栗山千明

なるほどねぇ。さすがと言うか、以前と同様にと言うべきか、レベルの高い作品だ。でも、どうしてだろうか、原作に手を出す気にまではなれない。この世界、淡々と続く日常を描いただけの映画。その日常が「戦争」という名前だとしても、「キルドレ」にとっての日常だとしても。世界は変わらず続いている。う~ん、この描き方、嫌いではないが、好きでもない。日本的な静謐感はあるものの、自然がそこにないためにどこにもその静謐さが結びついていかない。その中途半端さを描きたかったのか? それが「永遠の子供」だと? だとしたら「子供」は、単にガキなだけだ。「不死」に対する恐れを持ちながらもそれを受容れるのか?それとも死ぬために戦闘に飛び込んでいくのか?それだけが生活の中心にあるのだとしたら?記憶は意図的にめられ...。
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by invox | 2008-08-14 10:48 | ■Cinema/Movie
スターシップ・トゥルーパーズ3」(米 2008年)

e0006365_23571128.jpg監督・脚本:エド・ニューマイヤー
製作総指揮:ポール・バーホーベン クラウディオ・ファエ
製作:デヴィッド・ランカスター
撮影:ロレンツォ・セナトーレ
音楽:クラウス・バデルト  イーアン・ハニーマン  アンドリュー・レイハー
出演:キャスパー・ヴァン・ディーン、ジョリーン・ブラロック、ボリス・コジョー、スティーヴン・ホーガン、アマンダ・ドノホー、ステリオ・サヴァンテ

「ロバート・A・ハインライン原作」を掲げて第1作目が公開されたのがすでに10年も前のことだと言うので驚いた。劇場に見に行ったし、TVシリーズのDVDも持っている。映画の「ST2」も見たが、こちらは、原作とは全く関係なく、面白かったが、興行成績的には悪かったのではないかと思う。だから、逆にこの「ST3」があまりにも派手に宣伝されていることには違和感を覚える。タレントまで起用したキャンペーンや、出演者の来日など。まぁ1作目もずいぶんとは出に宣伝していたよう泣きがするので、これで当たり前なのかもしれない。その甲斐あってか劇場の入りも悪くはなかった。まぁ一日二回の上映が夕方以降になっているのも、観客層を社会人中心に想定しているからだろうか。夏休みだし、昼間は子供や家族連れ、夜は大人の映画、ということだろう。それにしてもジョニー・リコ、年食ったなぁ。

本作も、登場人物や設定は原作から持ってきてはいるが、舞台設定や時間軸は大きく異なっている。というか、この映画のためのオリジナル・ストーリーなので当然か。戦争や全体主義に対するパロディ、風刺を利かせた、などと言ってはいるが、果たしてどこまで本気だか。あるいは、どこまで見ている人がそう思うか疑問だ。単純に銃を撃ちまくり、バグズを殺しまくるところだけが印象に残るようでは困る。パロディと言えば、宗教もパロディ化されている。現在のキリスト教圏でどこまで受容れられているのかよく分からない。この映画では、シリアスさも笑いの対象の一つだ。

ハインラインは、「宇宙の戦士」と「月は無慈悲な夜の女王」の二作品を通じて一貫している。前者は戦争賛美のように言われ、後者は革命教科書とも言われているが、根っこは一緒だ。「自分の命と自由は自分で勝ち取れ、自分で守れ。」そうすることが出来る人だけが尊敬に値すると考えていたようだ。自分に厳しく、他人に優しく。だけど、だが平和と命を害するものには毅然として立ち向かう。たとえ暴力に対しては暴力で対抗せざるを得ないとしても躊躇しない。そういうところはネルソン・マンデラの考え方も似ているのかもしれない。「暴力に対して真に有効だったのは歴史を通じて別の暴力しかなかった」という考え方だ。

ここで問題にされるのは、「悪しき」暴力と「良い」暴力をどうやって区別、判断するのか、ということだ。何が「良い」のか「悪い」のか、「誰が」判断するのか。そしてそれは「正しい」のか。どうやってそれが「正しい」ということを知るのか。よく「歴史が判断してくれる」とか「歴史が証明してくれる」と、判断を放棄する発言をするリーダーも多いが、それが現実だろう。だれも判断できないのだ。そうやって「信じて進む」人たちが何と多いこと。それはある種恐怖ですらある。その恐怖に負けて「何もしない」を選択することもまた同じようなものだ。出来ることは、そういうことについて、考え続け、悩み続けることしかないのだろう。もちろん、行動しながら。
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by invox | 2008-07-23 23:57 | ■Cinema/Movie
「アフタースクール」(2007年 日本)http://www.after-school.jp/index.html

監督・脚本:内田けんじ
出演:大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人、田畑智子、常盤貴子

e0006365_14532352.jpg知り合い二人が、まったく無関係に褒めていた(うち一人はButterfly Kiss)ので、つい気になって見に行った。この監督の作品は初めてだ。映画館のホームページでの紹介文に『“信じていたものが一気にひっくり返るような”想像を超えた展開が待ち受けている。』とあったのを先に読んでしまっていたので、どこまでそれを忘れてみることができるか不安があったのだが、案の定、「展開」を読もうとしてしまった。しかし、それを意識しないでおこうという努力の甲斐あって、この映画は楽しめた。実に面白かった。日本映画もやるじゃない、という感じだ。

役者は、見慣れた人が多く、強いイメージが付いている大泉洋や佐々木蔵之介、常盤貴子など、そのイメージに引っ張られるのでは?と心配したが、杞憂であった。実に上手い。さすがというほかない。テイストが異なると書かれていた前作『運命じゃない人』も見てみたくなった。
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by invox | 2008-07-19 14:53 | ■Cinema/Movie
西の魔女が死んだ」(2008 日本)

e0006365_18412937.jpg最後まで見ようかどうか迷った映画だ。あおり文句が大仰だとつい。だけど、抑えた演出。これまであまりよく知らない主演の二人。少ない登場人物など、単純に映画として楽しめたし、内容も良かった。今度本屋さんで原作を買ってみようかという気になった。この映画、もう一度見てもいいだろう。

エンドロールに流れるテーマ曲は、新居昭乃が作詞作曲した(作曲は共作)ものを手嶌葵が歌っていた。映画全体の音楽は福岡出身のトベタバジュンだそうだ。新居昭乃とは福岡つながりか。
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by invox | 2008-07-12 18:41 | ■Cinema/Movie
「相棒」(2008)

TVドラマは最初の土曜ワイドから見ているが、シリーズ化された後の2時間スペシャルなども含めて、非常によく出来たドラマだと思う。だけど、それらの2時間ものと今回の映画版との違いが、膨大な予算をかけて集めたエキストラやゲストによるマラソン・シーンだけだとしたらちょっと残念だ。もちろん、爆発シーンやボートを追いかけるシーンなど、テレビではなかなか出来ない海外ロケなどもかなり入っていたように思うので、それなりに映画ならではのものになっているのだろう。映像の質感も所謂テレビカメラのそれではない。しかし、1年後か2年後にテレビで放送された時に、はたしてそれらの違いは見て取れるのだろうか。

ストーリーそのものも、もう少し壮大な陰謀を絡めて欲しかったかな。外務省の隠し事だけなんてスケールが小さい。人間ドラマも奥行き間がちょっと不満だった。期待しすぎたかなぁ...。結局パンフレットも買わなかった。この映画がシーズン7にどう展開していくのかは非常に楽しみだ。やはり、何話にもわたって展開する複雑なストーリーの方がこのドラマには似合っている。
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by invox | 2008-06-20 23:24 | ■Cinema/Movie
「コレリ大尉のマンドリン」(2001年 米)

e0006365_05122.jpge0006365_052769.jpg監督:ジョン・マッデン
出演:ニコラス・ケイジ、ペネロペ・クルス、ジョン・ハート、
   クリスチャン・ベール、イレーネ・パパス

TV放送されたものだが、ニコラス・ケイジは割と好きな俳優だったので録画してみた。ペネロペ・クルスは、見始めてからどこかで見た顔だという程度。イレーネ・パパスが出てきたときは驚いた。この人も好きなのだ。後から調べてみると監督は「恋に落ちたシェークスピア」の人だったとのことで、そちらも過去に(飛行機の中で)見ていたが、結構印象に残っている映画だ。

それにしても、イタリア人というものは、戦争中でも、陽気でのん気。音楽と美女を愛する男たち。早く国に帰りたくてムッソリーニが退陣すればいいと口にする。イタリアが降伏したと言う情報が入ったら、まず「国に帰れるぞ!」と喜ぶ。いい国民性だ。だったら、最初から戦争などしなければいいのにと思う。翻ってドイツ軍は「わが民族は世界でもっとも優秀なる民族」であることをかなり下の階級の兵士までが信じている。だから降伏したあとのイタリア軍を虐殺するのだろう。日本軍も似ているところがあった。ギリシア人は、この映画ではよくわからない。

e0006365_055039.jpgアメリカ映画ゆえ、せりふは基本的に英語。舞台はギリシアの島。登場人物はギリシア人、イタリア人、ドイツ人。俳優はアメリカ人中心。その違和感はあるものの、総じていい映画だった。
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by invox | 2008-06-03 00:02 | ■Cinema/Movie
「ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛」

本当に7作全部出来るんだろうか、という心配をよそに、第2作目が登場した。1作目とは違い、2作目以降は、本で読んだはずなのに印象に残っていない。だから新鮮だった。

オープニングはカスピアン王子の叔父に息子が生まれるシーンからだ。これにより前王の息子であるカスピアン10世は、叔父から見ると「不要」あるいは「邪魔」な存在となり、早速暗殺の指示が出されることとなる。命からがら城から逃げ出した王子は逃げ込んだ先の森でスーザン女王の角笛を吹き鳴らしてしまう。

e0006365_1851134.jpg主人公は4人の兄弟姉妹なのか、カスピアンなのか。それはさておいといて、不覚にも4人がイギリスからナルニアへ呼び戻されるシーンでは思わず背筋がゾクゾクとしてしまった。こういうのに弱いんだなぁ。予告編でも登場するシーンなのに、ストランド駅でのシーンから始まるナルニアへの帰還のシーンは、自分自身の異世界への移行ででもあるかのように感じてしまったのだ。そして、自分がそうなったこと自体にも驚いてしまった。

成長の物語、しかし、それはあからさまではなく、子供向けの「お話」でなく、リアルな体験としての異世界。異世界を現実として受け止めることの出来る子供だけが為しうる真実と正義。それらを学んだ後では子供はその世界を離れ、「大人」にならなければならない。それはさびしくもあるが、前に進むということでもある。こういった思いをしたものだけがきちんとした大人へとなれるのだとルイスは考えていたのではないだろうか。そうでない者は、体だけが大きくなって、屁理屈をこねることが出来るだけの知識を持った子供なのだと。
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by invox | 2008-05-31 18:05 | ■Cinema/Movie
「マンデラの名もなき看守」(2007年 独・仏・南ア・ベルギー・伊)

監督:ビレ・アウグスト
出演:ジョセフ・ファインズ、デニス・ヘイスバート、ダイアン・クルーガー


e0006365_2359480.jpgネルソン・マンデラが唯一製作を認めた自身の過去に関わる映画。ネルソン・マンデラ生誕90執念記念作品だそうだ。主人公は、しかし、マンデラではなく、マンデラの看守を勤めたある男、ジェームズ・グレゴリー。彼がマンデラの看守として任に着いてから、マンデラが解放されるまでの物語。どこまでが事実でどこからが脚色されているのかは分からないが、見た印象では、基本的に事実ベースで構築されたもののようだ。

南アフリカのアパルトヘイト政策は私にとってもまだ記憶に生々しい歴史だ。ネルソン・マンデラを励ます、あるいは救うためのチャリティ・コンサートなどが何度も開かれていたのを知っているからだ。ピーター・ガブリエルやユッス・ンドゥールなどの音楽や活動が私にこれを強く意識させた。一方で、スティーヴン・ビコを扱った「遠い夜明け」が、ガブリエルの「ビコ」と併せて強烈なインパクトを私に与えたのも事実だ。故に、長いことマンデラは名前のみ知っている存在であり、ビコの影に隠れて見えていた。一つには情報が少なかったこと。もう一つには、ビコと違い、暴力には暴力で対抗することもやむなし、としていた点が私には嫌だったのだ。そして、最終的にマンデラを解放するのは、国際社会からの、経済制裁を含む圧力であり、けっしてANCの行った、政府の暴力に対する暴力での対抗ではなかったと信じている。

だが、「理解することは許すこと」という言葉があるが、マンデラの人となりを知ることがジェームズの「知りたい」という欲求に訴えかけ、理解を促した。マンデラ自身は、決して暴力を肯定したわけではなく、それがなくなることを願っていたのは事実だ。それを理解した時点でマンデラの人間像はよりクリアになっていく。それは、映画を見た私にとっても同様のプロセスを(かなりの駆け足ではあるが)疑似体験させてくれた。幸運だったのは、この二人を演じる俳優のことを私はほとんど何も知らなかったことだ。特にマンデラ役のデニス・ヘイスバートについては「24」での米国大統領を演じた人という程度は知っていたが、「24」自体を見ていないので、先入観なく見ることが出来たのだろう。唯一ジェームズの妻役であるダイアン・クルーガーは「ナショナル・トレジャー」シリーズを2作とも見ていたので最初の内は、「役者」が見えてしまったのが少し残念だ。後半はとても素晴らしく、役者を忘れ、役に引き込まれてしまったのだが。好きな女優さんの一人になるかも。

それにしても、もう一度見たくなってしまった。いい映画だ。この映画にはイギリス人は出演しているが、制作にはイギリスもアメリカも名前が出てこない。政治を政治家のおもちゃにしないマンデラへの敬意が感じられる。
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by invox | 2008-05-21 23:59 | ■Cinema/Movie
「ラフマニノフ ある愛の調べ」(2007 ロシア)

監督: パーヴェル・ルンギン
音楽: ダン・ジョーンズ
出演: エフゲニー・ツィガノフ (セルゲイ・ラフマニノフ)
    ビクトリア・トルガノヴァ (ナターシャ)
    ヴィクトリヤ・イサコヴァ (アンナ)
    ミリアム・セホン (マリアンナ)

ラフマニノフに特に思い入れがあるわけではないが、やはり超絶的なピアノ演奏技術を持っていたというのが気になっていたので見てしまった。タイトルからはあまり見たいという気にはならなかったのだけれども。だけど、ロシア映画。画質の悪さは意図的か。でも素朴な作りでわりとよかった。

e0006365_23293547.jpgセルゲイをめぐる3人の女、と言うよりも、3人の女に惚れてしまうセルゲイ、と言ったほうがぴんと来るなぁ。エキセントリックと言うほどではないが、それなりに社会生活不適応。ピアノの腕前よりも作曲家としての評価がほしかったようだ。

ロシアからソ連へと変わる時代にアメリカへ亡命し、スタンウェイ社の広告塔としてツアーを行ったというのは初めて知った。いかにもアメリカ的だ。本人にとっては心身をすり減らすだけだったはずだ。しかし「成功」を夢見る社長と妻の二人に支えられ?そういう生活を何年も繰り返したのはかわいそうだ。気持ちの切り替えができなかった、と言ってしまえばそれまでだが、歴史と身分社会の帝政ロシアから商業主義の国アメリカへの生活の場の変化はあまりにも大きい。
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by invox | 2008-05-16 23:29 | ■Cinema/Movie