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カテゴリ:■Music( 167 )

コンテンポラリー・ミュージック、という言い方が定着しているのかどうかよく分からないが、ぶっちゃけて言えば「現代音楽」のことだ。字義的には現代のリアルタイムに創作された音楽であればすべて対象となるはずなのだが、狭義の定義はクラシックから派生した「現代音楽」はかなり狭い範囲を指す言葉だというイメージがある。そこで登場したのがこのカタカナ言葉なのかもしれない。日本語の不思議なところで、同じ言語でも漢字の訳語で表記するか、そのままカタカナで表記するかで印象が異なるのだ。「ミステリー」と「推理小説」が違うニュアンスで使い分けられているのと同様に「現代音楽」と「コンテンポラリー・ミュージック」も使い分けられる傾向がある。もっとも、これらの言葉を使っている人口自体少ないのでその使い分けについてはかなり曖昧で、定着していない。まだまだイコールで捉えられているケースも多い。

さて、この現代音楽の領域で活躍する演奏家、作曲家の中にはロック・ファンにとってもなじみのある名前がいくつか登場する。シュットックハウゼンやスティーヴ・ライヒ、ジョン・ケージ、あるいはテリー・ライリーといったところは馴染みの深い名前であることだろう。あるいはフィリップ・グラスなどはむしろロック・ファンの方が多い可能性すらある。

日本の現代音楽のミュージシャンにおいてもロックを好きな人はいるようだ。usami氏のブログでその名前を知った黒田亜紀(piano)神田佳子(per)という二人の女性プレイヤーは黒田さんの3枚目のアルバムとなる「タルカス&展覧会の絵」というアルバムで楽曲のサンプルも聴いたがusami氏の紹介がなければ私は出会うことがなかったかもしれない。実を言うとキース・エマーソンあるいはエマーソン・レイク・アンド・パーマーはあまり好きとは言えないしアルバムも一枚も持っていない。しかし中学生の頃にはFMラジオで何度か聴く機会があったし、「展覧会の絵」はアルバム丸ごとエア・チェックしたテープで聞いていたこともある(そうそう、ザ・ナイスのアルバムは持ってました)ので、サンプルを聴いた限りにおいてもなかなか面白そうだというのはよく分かった。黒田さんはどうも関西ベースの活動のようだが、次の生演奏は12月17日の第2回 ヤマハグランピアコンサートにゲスト出演するものらしい。

e0006365_1222185.jpgところが、この同じ12月17日(土)は、東京でも重要なイベントがあるのだ。それは先に見に行った鈴木生子さんが出演する「Continental Continuo~ヨーロッパと日本の現在の潮流から~」と銘打たれたアンサンブル・コンテンポラリー・アルファによるリサイタル・シリーズのひとつだ。この音楽家団体アンサンブル・コンテンポラリー・アルファには、先述の黒田亜紀さんと神田佳子さんも所属しているというのだから面白いではないか。俄然興味が湧いてきやしないだろうか。
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鈴木生子さんは、昨年突然VdGGのデヴィッド・ジャクソンの公演に参加し、オープニング・アクトとしてのみならずデヴィッドのステージでも堂々たる演奏を見せて・聴かせてくれたのが記憶に新しいが、本人のレパートリーにはストラヴィンスキーをはじめ、より複雑でスリリングな現代音楽の作品が並んでいる。また、本人はパティ・スミスやエルビス・コステロなどのポピュラー・ミュージックも好きなようだ。これもまた面白いと思う。一見あまり関係のない音楽もこういう形で出会うことがある。聴くだけの人間と演奏する人間とでは多分音楽の聞こえ方は違っているだろう、というのが私の個人的な意見だが、まったく違う音楽を演奏するミュージシャン同士が仲がよかったりするというのもよくある話で、そういった形での音楽の出会いというのはさらに面白いものを生み出していっているに違いないと考えている。
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by inVox | 2005-11-20 12:22 | ■Music
e0006365_1221499.jpgプンダリーカ・ライブ 11月17日(木) という、経王寺(都営大江戸線牛込柳町)の本堂で小規模なPAを用いて行われたイベントに出かけてきた。ステージはご本尊をバックにした形で奏者を見るとどうしても仏壇というか、普段住職がお経をあげているであろう場所が見えざるを得ない。これはちょっと面白い経験であった。こちらに与える心理的な影響、雰囲気、という意味でね。

「プンダリーカ」とはサンスクリット語で「蓮の花(蓮華)」のことだそうだ。仏教で蓮華と言うとお釈迦様の坐像でお釈迦様が座っているのがこの蓮の花で、通称「蓮華座」というはずだ。住職の説明によれば、蓮の花は仏教の教えの象徴で、有象無象を包含する泥水の中からとてもきれいな花が咲くことが、人が仏教の教えを助けに目指すべき境地であるらしい。そんな話を聞いた後でライブが始まった。

最初は、お目当ての鈴木生子さんが出てくる語りとクラリネットのコラボレーション。語りの原洋子さんはHPも持っており、そこでこのイベントについての簡単な紹介があるので興味を覚えた方は見てみると面白いかもしれない。このステージでは、まず最初にクラリネットとはどんな楽器か、というのも紹介する意味合いを込めての選択ということで、「猫とクラリネット」というタイトルの絵本が選ばれたという。クラリネットの音を聞くと体がどんどん大きくなっていく猫とクラリネットを吹くのが好きな青年の話。どんどん大きくなって飛行船のように空を飛んでいくようにまでなるというのだが、げっぷはクラリネットの音のように聞こえる…。話そのものは単なる夢物語だが、クラリネットの音にこんな出し方があったのか、と「猫のげっぷ」のところで思った。

e0006365_1223876.jpg続いて、鈴木生子さんによるクラリネットとバス・クラリネットという楽器の紹介を兼ねたソロ・パフォーマンス。ストラヴィンスキーの「クラリネットのための三部作の一番最後の部分」と、イタリアの作曲家Davide Zannoniの「バス・クラリネットのための"Raffa"という曲のほんの一部」。ストラヴィンスキーは、個人的には変拍子(複合拍子、奇数拍子)を用いた、より馴染みやすい作曲家で、キング・クリムゾンをより複雑にしたクラシックの作曲家であると同時に、民族音楽への接近という意味においても親しみやすい楽曲が多い。要するにより庶民的なクラシック楽曲の作曲家だという印象が強いのだ。一方のイタリア人作曲家についてはまったく知識のない人なので、ここで聴いた楽曲が唯一の手がかりである。「ジャズっぽい」という紹介があったものの、単独での演奏ではさほどジャズ的には聞こえなかった。かと言ってクラシックや現代音楽という観点からはリズムやフレージングがよりポピュラー音楽寄りな楽曲であるには違いない。

e0006365_1235754.jpgそして再び語りとの共演。鯨の絵本に鯨を題材とした楽曲。ともに独立した作品を同時に組み合わせてしまおうという試みだが、一歩間違うと「BGM付き朗読」に堕してしまう危険性をはらんだものだ。しかしながら、最初に「猫とクラリネット」を見た限りにおいてはそうなることはないだろうという見通しは立っていた。原さんのパフォーマンスは「語り」であって「朗読」ではない。「語り」は「騙り」に通じるように、聴衆を語り手の作り出す虚構にどこまで引き込めるのかというがそのパフォーマンスにかかっているわけで、原さんのそれは音、表情、身振り手振りといった身体要素をうまく使った効果的なものだった。そこに、決してとっつきやすいものではないクラリネットの演奏が、逆に鯨の鳴き声や動きを模しているかのように聞こえすらする不思議なマッチングを示していたのが面白くもあり、驚かされもしたのだ。もしもこれらを単独で経験していたらどういう風に感じたのだろうか、ということも頭をよぎったが、現実にはこういう形で初めて接したのであり、それがこのパフォーマンスの独立した個性を私の中に印象付けたのは事実である。語りの原さんはブログも持っており、そこに簡単ながら報告が記されているのでご参考まで。

これで第一部が終わり、第二部が始まるのだが、こちらは私の琴線には触れることはなかった。ギタリストは上手いのだが演奏が雑でチューニングも1弦だか2弦が微妙にずれていたように感じた。ピアノはクラシックを習ったのであろうが、打鍵の力がやはり弱く(普通の素人よりははるかに強いのだが)、鍵盤を撫でているだけのように聞こえるときもあった。歌はPAのせいか、歌詞が聞き取りづらく、心に届くことはなかった。もっとも、一番残念だったのは楽曲がどこにでもあるようなジャンルのスタンダードであるのにもかかわらず、「型」を越えていくだけのパワーを持ちえていなかったことだろう。オリジナル作品である意味を感じさせない楽曲だった。聞き流していて気持ちはいいのだが終わったとたんに何も思い出せない、といえば分かってもらえるだろうか。
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by inVox | 2005-11-19 01:24 | ■Music
ハットフィールズのライブ、と言ってもデイブ・スチュワートはそこにいないのだ。代わりにアレックス・マグワイヤーという若手のキーボード奏者が参加している。彼は最近のピップ・パイルのバンド仲間だということで、かなりの腕前であり、単にデイブのラインをなぞるのではなく、オリジナリティあふれる演奏を聞かせてくれた。これはこれですごくよかったのだ。

Hatfield and The North

"THE ROTTERS'? CLUB CITTA'!" 10月1日(土)川崎クラブチッタe0006365_2321439.jpg

PHIL MILLER (g)
RICHARD SINCLAIR (b,vo)
PIP PYLE (ds)
・ALEX MAGUIRE (key)

開場して中に入ると、ドリンクカウンターの向かい側の公衆電話でフランス語で激しく電話しているピップがいた。何を言っているのかは分からないが機嫌はよくなさそうだった。なのでそっとしておいてホールに入る。しばらくして知人と話をしていると今度はリチャードが出てきた。思わず声を掛けてしまった。握手をしてしばらく話をした。調子はどうだいと聞くと、上手くいくことを願っているよ、とちょっと自信なさげ。久しぶりに話をしたリチャードはやっぱり快活な様子だが、以前よりもちょっとまじめになった感じがした。

e0006365_231356100.jpgリチャードはものすごく練習したんだろうなぁ、というのがよく分かるほどうまかったし、間違えたり忘れていたりしなかった。過去の日本公演等を見ていると、かなりの頻度で間違えたり忘れてたりしたから、これはものすごい練習をしたことを意味している。フィル・ミラーもこの半年は、このバンドのための練習や準備で他のことが何も出来なかったと語っていたらしい。ピップ・パイルもきちんと曲をこなしていたし、途中で手が迷うということもなかった。みんな一生懸命に練習したのだということがひしひしと伝わってくるステージだった。だが、個人練習の積み重ねは必ずしもバンド全員が揃っての練習を意味しない。なので、フレーズの頭がずれたりキメが合わなかったりというのも多かった。これは少し残念だった。それでも、全体としてみれば、リチャードのソロ・アルバムやピップ・パイルのソロ・アルバムからの曲、それに新曲らしきものも含めて、ノスタルジアに頼り切ったステージとはかけ離れたものとなった。これは、なじみの曲をもう1,2曲聴きたかった、という気持ちの反面、大変うれしい驚きかつ喜びであった。バンドは生きていた。

これが最後の曲だとピップが紹介した曲の演奏終了後、ステージから下がろうとするメンバーにリチャードが声を掛けた。どうせアンコールで出てこなけりゃならないんだからこのままやっちまおう。そう言ったに違いない。ピップもドラム・ストゥールに戻って演奏を始めた。そしてその曲が終わってピップがさっと立ち上がってステージの袖に下がろうとしたところへリチャードがすかさずもう一曲、イントロを演奏しだしたのだ。ピップは仕方なくドラムスに戻り演奏をした。そしてその後は、今度は挨拶もそこそこにとっととピップがステージを去ったのは言うまでもない。やはり開演前の電話のせいでいらいらしていたのだろう。
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個人的に大変残念だったのは、都合で初日だけしか見ることが出来なかったことだ。二日目は一体どんなものだったのだろうか。誰か見てないかなぁ…。彼らの活動計画はリチャード・シンクレアのホームページに掲載されている。10月はイギリスでのライブがまだまだあるようだ。来年はメキシコのバジャにも出るとのこと。ニュー・アルバムも出したいと言っているらしいから楽しみである。
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by inVox | 2005-10-04 13:07 | ■Music
テリー・ライリーがやってくる! パシフィック・クロッシング2005というイベントのようだが、 これは、説明によれば80年代から90年代に掛けて開催された「インターリンク」の正当な後継イベントだと言うことになる。アメリカ大使館との共催という形で、昨年第1回目のイベントが行われたというが、今年は70歳を越えた現代音楽の異端児、ミニマル・ミュージックの大御所にして、ソフトマシン以前のデヴィッド・アレンと活動を共にしたこともあるテリー・ライリー。そう、今や日本の中では巨匠として扱われている久石譲 が「風の谷のナウシカ」の音楽では彼の音楽を露骨に下敷きにしていることでも有名だ。久石譲自身がそれ以前にこのテリー・ライリーの音楽を演奏するためのグループを結成して活動していたというのだから当然その影響は大きいと思うが、あそこまで露骨にやられると呆れてしまう。テリー・ライリーの「in C」e0006365_1653593.jpg「A Rainbow in a Curved Air」e0006365_1654153.jpgなどをぜひ聴いてみて欲しい。インド音楽に傾倒した時期もありラーガに則った作曲法での作品もある。前掲の初期の2作品はオルガンを中心とした作品でロック・ファンにも聴きやすいだろう。現在はピアノ中心だと聞く。以前来日した際にはピアノとサックスでのインド音楽風の演奏を披露してくれた。アマゾン等ではクラシックのカテゴリの方により多くのアルバムが分類されている。

<テリー・ライリー公演日程>

11月15日 (火) 19:00開演 (18:30開場)
  東京:自由学園・明日館、講堂
  「賢者の手:テリー・ライリーのピアノ」

11月16日 (水) 19:00開演 (18:30開場)
  東京:自由学園・明日館、講堂
  「ビート経文:テリー・ライリーとビート詩人たち」

<トーク&デモンストレーション>
11月17日(木) 19:00開演 (18:30開場)
 東京:自由学園・明日館、講堂

11月19日 (土) 18:00開演 (17:30開場)
11月20日 (日) 14:00開演 (13:30開場)
  金沢21世紀美術館、シアター21
  「テリー・ライリー、その魔法の響きにふれる」

<トーク&デモンストレーション>
11月21日(月) 19:00開演 (18:30開場)
 福岡:ゆめアール大橋 (福岡アメリカンセンター主催)

<Terry Riley Discography>  * Out of Print

1966 Reed Streams Mass Art *
1968 In C CBS Masterworks MS 7178
1969 A Rinbow in Curved Air CBS Masterworks MS 7315
1970 The Church of Anthrax (with John Cale) CBS *
1972 Happy Ending Waner Bros. 46125 *
1972 The Persian Surgery Dervishes Shandar 83501
1974 Le Secret de la Vie Phillips *
1978 Shri Camel CBS Masterworks M35164
1982 The Descending Moonshine Dervishes/
1983 The Ten Voices of the Two Prohets Celestial Harmonies 12047(2 CD Package)
1985 No Man's Land: Plainisphare PL 1267 *
1985 The Ethereal Time Shadow (Music from Mills ) MC 001
1985 Cadenza on the Night Plain Gramavision 181014-1
1986 The Harp of New Albion Celestial Harmonies 14018
1989 IN C with the Shanghai Film Orchestra Celestial Harmonies 13026
1989 Salome Dances for Peace Nonesuch 9 79217 1
1991 June Buddhas (Lou Harrison 7 Pastorales) Music Masters 67089-2
1992 The Padova Concert Amiata Arnn 0292
1993 Persian Surgery Dervishes (re-issue) New Tone 129806715 2
1993 Cactus Rosary (NEW WORLD) Artifact Music ART 006
1993 In C 25th Anniversary Concert New Albion NA 071
1994 Chanting the Light of Foresight New Albion NA 064
1996 No Man's Land (revised/reissue) Plainisphare 1267-93
1996 Lisbon Concert New Albion NA087
1996 Poppy Nogood All Night Flight V.1 Organ of Corti 4
1997 A Lazy Afternoon Among the Crocodiles AIAI 008
1998 The Piano Music of John Adams and Terry Riley Telarc Cd80513
1999 Reed Streams Organ of Corti 2
1999 Olson lll Ogan of Corti 3
1999 The Book of Abbeyozzud New Albion Records NA 106
1992 Tread on The Trail In Good Company/Jon Gibson Point Records 434-873-2
1998 Vigil of the Snow Clam Solar/Helios Sol y Samba Records 001
2000 Music for the Gift Organ of Corti 1
2000 Cortejo Funebre en el Monte Diablo Kronos Caravan Nonesuch 79490-2
2000 IN C Ictus Live Cypres 5601
2000 IN C SMCQ live with Walter Boudreau ATMA ACD22251
2000 Good Medicine The Smith Quartet 779-003-2
2001 You're Nogood Organ of Corti V
2001 IN C The Bang on a Can All Stars Cantaloup 21004
2001 Requiem for Adam Kronos Quartet Nonesuch 79639-2
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by inVox | 2005-09-23 16:54 | ■Music
 久しぶりにジャッコのニュースがあった。久々のソロ・アルバムが今秋出るそうだ。参加したゲストもうれしい顔ぶれだ。ジャッコの現在所属している21CSBからメル・コリンズ、イアン・ウォーレス。盟友ギャビン・ハリソン(現ポーキュパイン・トゥリー)、おなじみのリチャード・バルビエリ、「伝説的なダブル・ベース・プレイヤー」としてダニー・トンプソン、師匠のデイブ・スチュワート、ヒュー・ホッパー、レベル42からマーク・キングとリンドン・コナー(元64スプーンズでもある)などなど。
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 今回のアルバムには、たくさんの新しい未発表マテリアルがたくさん含まれているとかで、その中にはクリムゾンやソフト・マシーンのカバー曲もあるそうだ。また、ピート・シンフィールドが歌詞を提供している曲もあるとのこと。まだ、どのレーベルから出されるのか分かりませんが大変楽しみな一枚です。

 なお、ジャッコとしてはこのアルバムのプロモーションのためにいくつかのショーも行いたいと考えているようです。
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by inVox | 2005-08-29 23:11 | ■Music
すでに何度かの来日で確実に大勢のファンを獲得し始めたと思われるファーマーズ・マーケットの唯一のブルガリア人アルト・サックス奏者であるトリフォン・トリフォノフさんが昨年の来日の際に語ってくれていたフランスでのソロ・アルバム「ブルガリアン・ウェディング・ミュージック・フロム・ザ・ラスト・センチュリー」(トリフォン・トリフォノフ&スタニマカ)の録音がようやく発売された。e0006365_134535.jpg
オリジナルはもちろんドイツのウインター&ウインターであるが、スティアン/ファーマーズと同様に、うれしいことにボンバ・レコード(問合せ先:LDF00464(at)nifty.com)から日本盤が発売されている。(BOM24043)これにはレーベルの長であるステファン・ウインターの解説の和訳が付けられており録音がなぜフランスだったのか、ここで聞かれる音楽がどのような性質のものなのかを説明してくれている。
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録音が行われたのはフランスのとある田舎町そこで開催された「Musiques de Nuit」というセミナー&コンサートでの演奏。演奏された音楽はタイトルが示すように結婚式の宴のための音楽。トリフォンが以前語ってくれたところから推察するに、ブルガリアではこういう音楽を一晩中途切れなく演奏し続けることもまれではないとのこと。とにかく結婚式はめでたいのである。
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試聴できるオンライン通販のサイトがあるので興味がある人はぜひどうぞ。




トリフォンの参加するファーマーズ・マーケットはこの後9月にもライブの予定があるらしい。また日本へも来て欲しいものだ。



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by inVox | 2005-08-13 13:04 | ■Music
 先日アサヒ・アート・スクェアで見たポウリイナ・レルヒェ(Pauliina Lerche)の所属しているバンドの2作目。来日公演でも1曲目に歌ってくれた「Ruskei neicut」がアルバムの冒頭を飾っている。

"Magie" Burlakat (2003)
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1. Ruskei neicut
2. Briha
3. D'ielo
4. Itkou neicut
5. Tolska
6. Astun kulas / Mandzoinarja
7. Anni neidoi
8. Poven po;tto
9. Mehilainen
10. Virta vierii
11. Koivune
12. Pajatuksen pajatango

Burlakat Official Homepage;e0006365_233756.jpg

 これを聴かずしてフィンランドのカレリア地方のフォーク音楽を語る事なかれ!

"Burlakat" is a Karelian word that means "vagabonds".
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by inVox | 2005-07-01 23:31 | ■Music