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"National Health on TV"

珍しい映像がYouTubeにアップされています。もちろん、版権の処理などされているのか怪しいものですが、BBCの「Old Grey Whistle Test」出演時のものです。

WRでのエメリックのコメントのよれば、このときは出番まで、午後ずっと待たされていたとのことで、その間、楽屋に用意されていた多量のお酒をメンバーが飲んでいたらしく、本番では酔っ払った状態での演奏となったとのことで、まったくもってこれが彼らの典型的な演奏ではないとのことです。

面白いのはジョン・グリーヴスがガンガンのロック・スター的なステージを見せてくれていること。他のメンバーはそれなりにおとなしいのですが、ジョンだけはノリノリです。あとは、ピップがそれに続く大きなアクションが少しあるくらい。

演奏しているのはデイヴ・スチュワートが「VdGGの『テーマ・ワン』に触発された」と語っている「コラプソ」。約4分でカットされていますがとても面白い映像です。こういうTV出演などがあるのなら、いつかそれらを集めたDVDが出ると嬉しいですね。
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by inVox | 2007-01-22 00:22 | ■Music
"Hattitude" Hatfield and the North

e0006365_0295457.jpg 1. Grosso Lavoro,
2. Drowing in the Bathroom
3. K Licks (long)
4. The Crest
5. Pink & Green Machine
6. Further Dances,
7. La Barbe extract
8. Confiture de la Barbe,
9. Born Again Crustacean
10. Elevenses,
11. Farce Majeure,
12. Spaces Not Notes
13. Song for All Our Mums
14. Extract (composed by Alan Gowen),
15. The Men's One-Meter Dash
16. K Licks (short)
17. One of Wilde's
18. Blane Over The Low Countries
19. Drowing reprise
20. Goodbye Fow Now

21. Al Clark Presents.

Phil Miller (guitar),
Pip Pyle (drums),
Richard Sinclair (bass / vocals)
Dave Stewart (keyboards / tone generators)

公式発掘音源第2弾ということで発売された本作は「live tapes, radio shows and one studio session recorded between 1973 and 1975」とあるように、様々な音源からの継接ぎ作品であるが、新たに吹かされたデイヴ・スチュワートによる効果音(明らかに1stアルバムの「The Stubbs Effect」を意識したもの)によって、前半はとにかく1stアルバムを再現するかのような構成になっている。音質も驚くほど良く、曲によって音の感触が若干異なる点を除いては不自然さはほとんど感じない。

ほとんどの曲名は、もちろん遊び感覚で付けられている様だが、歌詞の一部であったり、何らかのつながりのある言葉を用いてあるため一度聴いてしまうとなんとなく「は、はぁ~ん(にたり)」となってしまう。そういった遊び心を持っているからこそハットフィールズの音楽は多くの人に受け入れられたのではないだろうか。

もちろん、本作は昨年8月に亡くなったピップ・パイルの追悼盤だ。ジャケットを開くと若き日の比布のお茶目な姿がある。またブックレットの冒頭にはピップの「このCDについて」というノートが寄せられている。ピップを含むメンバー4人の対談が15ページにも渡って掲載されている。また、クレジットによれば、本作の最初の段階での選曲と編集はピップが行っているそうだ。

正直なところ、前作の「Hatwise Choce」よりも気に入ってしまった。繰り返し聴いていると、1stと2ndのいいところばかりを、自然な形でつなぎ合わせているようにも思えるのだ。再結成ハットフィールズは見たが、やはりこのオリジナルのバンドのライブを生で見ることの出来た人たちがとてもうらやましい。
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by inVox | 2007-01-21 00:30 | ■Music
「ムーン・ロスト」星野之宣

e0006365_36058.jpg人工のナノ・ブラックホール。極小の超巨大エネルギー。操作された特異点。月、隕石の落下、月の落下。失われた月、失われた地軸。暴れる地球、暴れる気候と地表。再び人工のブラックホール。ジュピターとエウロパの物語。母と娘の物語。無限とも思える停滞した時間、時間との競争、永劫の中の一瞬。

月を失った地球での人々の振る舞いはどうなるのか、月をどのように位置づけていたかによって大きく異なる宗教の影響や、政治にまみれた国々の動きや、ごく個人的な動機によって人類・地球・世界九歳に向かう人々。およそ300ページに渡る物語は星の作品の中でも印象に残るもの。

壮大な規模の危機状態に置かれたときの自分を想像し、様々にロマンティックな夢想に浸るのは容易い。矮小な危地に立たされた日常での自分を現実に救うのはとても難しい。そういうものだ。
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by inVox | 2007-01-03 03:06 | ■Books