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大阪の国立国際美術館で開催中の「夢の美術館~大阪コレクションズ」と題された展示会を見た。何でも「大阪市立近代美術館建設準備室、国立国際美術館、サントリーミュージアム[天保山]という大阪の3館が共同で企画し、各館が所蔵する貴重かつ優れた、しかし日頃なかなかまとまって紹介する機会のないコレクションの存在とその魅力を存分に堪能していただく特別展」だそうで、ここに見て回るよりも効率がいい、というのと、いつでも見れるものでもない、というのでうれしい企画展だ。

e0006365_4133689.jpgピカソやモディリアーニ、デュシャンやダリ、マグリットなど巨匠の作品はやはり目を引く。マグリットの作品「レディ・メイドの花束」は好みだったし、デュシャンの「トランクの中の箱」も印象的だった。マックス・エルンストの作品2点もよかった。自分の好みがどの辺か、というのもなんとなく固まってきているのがよく分かる。

e0006365_4135679.jpg同じチケットで見れた『ピカソの版画と陶芸』という小規模な展示も見てきたが、こちらはそれなり。50点に満たない小品中心。陶器については以前大規模な展示会を見たことがあったので、それと比べるとまったく物足りなかった。版画の方は、これまであまり見た記憶がなかったので興味深かったが、絵画とは異なる線が面白かった。

最後についでに「コレクション4」というのも見たが、こちらは日本人の近現代の作品中心。面白いものもあれば、あまりオリジナリティを感じることの出来ない作品もあり、ふぅ~ん、という感じだった。印象的な森を描いた作品は気に入ったけれど。
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by inVox | 2007-02-21 04:13 | ■Arts
e0006365_2348543.jpg来月の来日公演まであと2週間となったPauliina Lercheから、メールが届いた。彼女自身も、彼女の10ヶ月になる娘もとても元気だとのこと。娘さんは最近つかまり立ちを覚えたたとある。

もちろん、メールの主旨は「来日公演にぜひ来てね」というものだ。もちろん二日とも行くと答えたら、とてもうれしいという返事が届いた。わざわざメールを頂いて、とっても嬉しかったのは私の方だ。

今週は、月曜から来日に向けての予習・復習で、Burlakatの1枚目、2枚目、Pauliinaのソロ・アルバムの1枚目、2枚目、さらにKriyaのアルバムとヴァルティナの2枚目をHiMDに入れて通勤時間に聴いている。やっぱり彼女は凄い人だ。フィンランドのフォーク音楽が元々ヨーロッパ的な部分とロシア的な部分と、幾分バルカン的なものが混じっているようなのだが、そこに彼女のオリジナリティが加わり、さらには伴侶であるピーター・レルヒェの持つパキスタン・インド的なものが加わった曲などもあり変幻自在だ。早くライブを見たい!
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by inVox | 2007-02-16 23:57 | ■Music
"Tsastuska" (1999 BUR1-99) Burlakat

e0006365_23463829.jpg  1. CIGANAIZET
  2. VOI JOS MIE TOK
  3. HEILANI HYVASTIJATTO
  4. IHANAINEN VIRTA
  5. SANON SINULLE
  6. EI TEE MIELI
  7. NEIDO
  8. KUN MUN KULTA
  9. PAJATAN
 10. LASKETTAKKUA BRIHAT HEVOT
 11. TSASTUSKA

いよいよ、来日公演まで1ヶ月を切った、ということで、Pauliina Lercheのことを少し書いておきたい。彼女が参加しているバンドの中で、現在も活動を行っているのは、今回の来日するバンドを含めて3つ。二つ目は伴侶であるPETER LERCHEと一緒に組んだ"Kriya"。こちらのアルバムは先に紹介したのでそれを見て欲しい。そしてもうひとつのバンドであるBurlakatの最初のアルバムをここでは紹介しておきたい。というか、ようやく手に入れることが出来たのだ。Burlakatは、昨年フィンランドでのフェスティヴァルにも参加しライブ活動を行っているが、その活動歴は思いのほか長い。

1993年、バンドは4人の友人たちの間で発生した。この4人が本当の意味でのオリジナル・メンバーなのだが、翌年には音楽的求心力を高めるために二人のメンバーが参加している。そのうちの一人がPauliina Lerche というわけだ。実質的にはこの6人がオリジナル・メンバーと考えて良いだろう。

1993 - Johanna Koukkunen: vocals, 10-string kantele
1993 - 1996 Jukka Korhonen: guitar, banjo
1993 - 2006 Tarja Lamminsalo: accordions
1993 - 2006 Tuomo Lamminsalo: mandolino, guitar
1994 - Pauliina Lerche (Luukkanen): violin, vocals
1994 - 1996 Mirva Oinonen (Epailys): vocals

ここで紹介するアルバム「TSASTUSKA」でCDデビューしたのは1999年。そこで演奏しているのは上記の6人から二人が脱退し、以下の2人が参加した6人編成となっている。

1996 - Sirkka Kosonen: vocals, 10-string kantele, 2-row accordeon
1996 - Vesa-Pekka Pisto: bass

このうちの一人Sirkkaは、バンドのメンバーに歌を教えていたらしい。また、ゲストとして参加しているAntti Pyykkoは、アルバム発表後に正式メンバーとなっている。

1999 - 2006 Antti Pyykko: percussion

ゲストと言えば、このアルバム製作時には既に脱退していたオリジナル・メンバーのJukka Korhonen(guitar, banjo)も5曲ほど参加している。

2000年にはこのアルバムのプロモーション・ライブを行ったのだがその際にパーカッション奏者としてサポート参加したJukka Kyllonenは、その後ギタリストとしてバンドに参加している。

2000 - Jukka Kyllonen: guitar, percussion

2003年には、10周年記念ライブを行い、2枚目のアルバム「Magie」を発表している。その時は8人編成だ。このときが一番メンバーが多い。この「Magie」についても随分前に簡単な紹介はしている。

昨年のライブの時点でどうやらまたメンバー・チェンジがあったようで、すでにオリジナル・メンバー4人のうち3人はバンドを脱退しているようだ。その代わりに、新たにアコーディオン奏者を一人加えている。

2006 - Lasse Eronen: accordion

現在のバンドがどのような状態なのかはよく分からないが、整理してみると以下の6人が正式メンバーとして残っていると推測される。

Sirkka Kosonen  - vocals, 10-string kantele, 2-row accordeon
Johanna Koukkunen - vocals, 10-string kantele
Pauliina Lerche  - violin, vocals
Vesa-Pekka Pisto - bass
Jukka Kyllonen  - guitar, percussion
Lasse Eronen   - accordion

バンドの表情を作るメインボーカルはSirkkaなのだが、ヴァルティナ同様にJohannaとPauliinaを含めた2声、3声のコーラスが力強くバックアップしている。そして、縦横に走るアコーディオンに軽々と飛び回るPauliinaのヴァイオリンが絡むのだが、これらの上物を支えるベースの存在感が渋い。とはいえ、2枚目を先に聴いてしまった私にとっては、この1枚目でのバンドの個性はまだまだおとなしい。2枚目では顕著なジャズの風味がそれほど入ってきておらず、フォーク・ミュージックのそもそもの魅力が全開なのだ。フィンランドの東部、ロシアとの国境付近に位置するカレリア地方の伝統的なフォーク音楽が根底にあり、そこにクラシックやジャズの影響がそこはかとなく入ってきているとでも言えばいいのだろうか。

音楽的な求心力を与えているのはやはりPauliina Lercheのようだ。アルバムは全体を通してトラッド楽曲をバンドがアレンジをしたり、菓子をつけたりしたものを演奏している。3人の女性ボーカルがそれぞれの楽曲をとても表情豊かなものとしている。このデビュー・アルバムのプロデュースはTimo Alakotilaとなっている。私にとっての最初のFinnish Accordionとの出会いであるマリア・カラニエミと一緒に来日したあのティモのことなのだろうか。なんとなく上品さが漂う本作の作りはこのプロデュースに負うところも多いのではないかと思う。

なんと言えばいいのか、すがすがしい気持ちのよさが潔く、とても好感が持てる音楽だ。フィンランドのフォーク音楽のすべてがこうだとは思わないが、少なくともカレリア地方の音楽はヴァルティナも含め、とても魅力的だと思う。
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by inVox | 2007-02-05 23:46 | ■Music
EMI/VIRGINのメール・ニュースでSteve Hillageのリマスターが出るというニュースが届いた。
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Gongのギタリストとしてヒレッジの音に出会ったのが中学2年の頃だ。なんて変なギターを弾くんだろうと、すぐに好きになってしまった。ヒレッジがDave Stewartのバンド仲間で親友だということもあって、Eggの「シヴィル・サーフィス」でヒレッジがゲストとして参加していたり、逆にヒレッジのソロ・アルバムにデイヴがゲスト参加していたりと、この二人のコンビネーションはとても面白かった。Khanのアルバム「スペース・シャンティ」も素晴らしかった。この際だからヒレッジのリマスター、買ってみようか。LPで聴いていたのでCDでは持っていないものも多いのだし。
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by inVox | 2007-02-02 23:31 | ■Music