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<   2009年 07月 ( 6 )   > この月の画像一覧

Gong 2032 Live at NEAR fest.

1. Escape, Control
2. You Can't Kill Me
3. PHP
4. Dynamite
5. Digital Girl
6. Yoni
7. Dance with Pixies
8. Wacky Backy
9. Never Glid Before
10. Flute Salad
11. Oily Way
12. Outer Temple
13. Inner Temple
14. Goddess
15. Master Builder
16. Isle Of Everywhere
17. You Are I And I Am You

Encore: Tropical Fish

というセットリストだったようです。新旧の楽曲が半々くらい? おそらく、10~13、16~17は間違いなくメドレーですね。見たいなぁ>Gong 2032

来年辺りで単独の日本公演やりたいかも、みたいなことをスティーヴ・ヒレッジがインタビュー(ストレンジ・デイズ)で語っていましたが、実現するととても嬉しい。そのためにも本当は今年のフジ・ロックに少しでも多くの観客が集まるといいんですけどね。

e0006365_16352044.jpgこのメンバーでの活動のきっかけとなった2006年のGong Unconでは、NEAR Fest同様にスティーヴ・ヒレッジ・バンドとしても演奏してますが、そのときの映像がDVD+CDでVoiceprintから発売されています。こっちも見て・聴いてみたいぞ。
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by invox | 2009-07-18 16:35 | ■Music
「ノウイング(KNOWING)」(2009年/アメリカ)
e0006365_021109.jpg監督・製作・脚本:アレックス・プロヤス
出演:ニコラス・ケイジ、チャンドラー・カンタベリー、ローズ・バーン、
   ララ・ロビンソン、ベン・メンデルソーン

ニコラス・ケイジという映画俳優はいつ見ても興味深い。役者で映画を見ることはあまりしないのだが、その俳優・女優が出る映画を選んでいる場合で、かつ、その選択が自分の好みと重なる部分が多い場合は、結果としてその俳優・女優さんの出る映画をたくさん見てしまうことになってしまう。私の場合、このニコラス・ケイジやジョニー・デップがそういう役者だ。

映画は、俗に言うところのディザスター・ムービーとして宣伝されているが、よく見てみると、実のところ、中途半端な設定だ。太陽のスーパーフレアとオカルティックな預言(プロフェジー)に地球外知性体による方舟的な救済...それに親子愛が複数重なるというもの。割と重厚な造りになっているので、決していかにもハリウッド的な大味さは感じないのだが、テーマ的には欲張りすぎたのではないかとも思う。そのくせ、妙に詰めが甘い。顕著だったのは最後の子供たちが降り立った新世界の設定。その星に降ろされたのは男女の子供たちが一組ずつ、かなりの距離を置いているように見える。その地には自然以外何もない。これでは、まだ小学生低~中学年程度の子供たち二人だけでは、ほぼ確実に死ぬだろう。子供たちを降ろした宇宙船はそのまま去っていってしまった。食べ物は? 住む場所は? 衣食住を考えると、あまりにもイメージだけのユートピアだ。

スーパーフレアに飲み込まれる地球の描かれ方もイメージ先行のように思える。スーパーフレアって、こんなにゆっくり進むものなのか? 地球の夜の側は同時に滅びるものなのか? そういうリアリティはまったくと言っていいほどない。地下鉄の事故の場面や飛行機の墜落の場面もセンセーションではあるが、あまりリアリティはない。そこがこの映画が「B級映画」として、監督も役者も、大いに楽しんで作成されていることの表れなのかもしれない。そう思うと、詰めの甘さも、大げさなCGも、すべてがわざと、意図的に演出されたものなのだなぁと思う。ニヤニヤと笑いながら見るべき映画だったのか?
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by invox | 2009-07-16 00:21 | ■Cinema/Movie
「深海のYrr(イール)(上・中・下)」著:フランク・シェッツィング、訳:北川和代

昨年の超話題作。本来ならあまり食指の動かないセールストークなのだが、昨今の流行でもある地球科学(この本の場合は「海」「深海」「海生動物」など)に関する調査もきちんとされているというのを見て、読んでみようと思った次第。

調査されたものは確かに緻密そうだ。実在の科学者まで登場している。しかし、設定はSF。おまけに実在の映画やその映画の出演者への言及などまであり、それがリアリティを補強しているのか、エンターテイメントとしてのサービスなのか首を捻るところでもある。

「設定はSF」と書いたが、その他のディザスター・ムービーや小説と比べると、「知性」というものがテーマになっている分、そのように感じるのかもしれない。はたして「知性」とはなんぞや。

この本で取上げられる「知性」は、シミュレーション可能なものとしても捉えられているように感じた。そこには西洋自然科学の確固たる地盤があることを臭わせる。世界を静養自然科学の視点から捉えた作品としては十分にエンタテイメントだし、レベルも高いのかもしれないが、静養自然科学がとっくの昔にその限界もさらしてしまっていることを知っている人々が増えている現在、エンタテイメント以上のものをこの作品に求めることは出来なかった。もちろん、これまで知らなかった海の働きなど、大変興味深い情報もたぶんにあることは間違いないのだが。

人間ドラマは、しっかりと人物の背景含めて、描かれている。登場人物がかなり多いのに、そこはさすがベストセラーとなっただけに、様々なドラマ的要素を盛り込んであり、楽しめた。まぁ、読んでいて、一番感じたのが「映画化前提」なのかなぁ、ということだったので、「ドラマ」は必需品だったのかもしれない。良くも悪くもエンタテイメント作品なのだ。まぁ、楽しめたのだから文句は言わない。ついでに言うと、このあと、この作者のデビュー作である『黒のトイフェル』も読んでしまった。
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by invox | 2009-07-08 00:11 | ■Books
「ルーヴル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画」国立西洋美術館


ルーヴル美術館の展示会が二つ開催されたが、結局こちらだけしか見に行くことが出来なかった。ベラスケスやレンブラント、フェルメールなど、有名どころの作品も数多い。過去にも「ルーヴル美術館展」と題された展示会は見たことがある。前回見たものの方がインパクトは大きかったような気がするが、何せ大学生の頃の話なのでよく覚えていない。

今回の展示会も期待していたほどではなかったのが残念だった。結果として、見に行くつもりにしていたもう一つのルーブル展にも行かなかった。17世紀という時代の作品が好みと会わなかったのかもしれないが、少し残念だ。
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by invox | 2009-07-06 00:31 | ■Arts
興福寺創建1300年記念「国宝 阿修羅展」 東京国立博物館

「アシュラ」と書いた方がぴんと来る。それは、最初に意識したのが光瀬龍「百億の昼と千億の夜」だったからだ。その後で写真を見た。萩尾望都による漫画も繰り返し読んだ。そして、補筆された小説も読んだ。「アシュラ」とはなんぞや。「アシュラ」とは誰そ。繰り返し訪れる問いでもある。


もともとの八部衆やその基になっている古代インドの神話など、詳しくは知らないが、断片的なイメージから来る「アシュラ」のイメージが興福寺の阿修羅像と重なっているのは小説や漫画での描かれ方でも同様なようだ。


e0006365_0124512.jpg正面の顔の、その独特の表情が、少女の様でもあり、少年の様でもある。断じて大人をモデルとして用いたのではではないだろう。そもそもモデルを用いた制作だったのかも分からない。横を向いている残り二つを合わせて見たとき、それは幼い3人の兄弟の表情の様でもある。


興福寺に現存する八部衆と十大弟子の像が全て揃って外出するのは初めてだというが、こういった展示会でまじまじと見ることが出来るというのはラッキーなことだろう。ただし、入場まで80分待ちの行列は勘弁して欲しかったなぁ。
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by invox | 2009-07-05 00:13 | ■Arts
「国立トレチャコフ美術館展 忘れえぬロシア」Bunkamura ミュージアム


e0006365_11335765.jpgポスターとしても使用された「忘れえぬ女」という作品にかけたタイトルだというのは実物の絵を見るまで知らなかった。まぁいいか。


「ロシア絵画」というのがジャンルとして括り得るほど「共通項」を持っているのか、という疑問はさておき、全体として明るい日の光を取り入れた作品が多かったように思った。それは同じ「光」を重要な要素とした西欧の画家たちの作品よりも、さらに透明感があり、かつ明度が高いものだと思う。確かにそこには西欧美術に対する強い競争意識と模倣とが鬩ぎ合いながらも共存しているような感覚を与えてくれる。元々西欧諸国からは、遅れた野蛮な文化しかない国として格下に見られていたロシアゆえのコンプレックスとプライドと競争意識。それが、独自性として花開くことが出来るのかどうかは、国でも土地でもなく個人と文化の問題に集約されるのかもしれない。結構気に入った作品が見つかった展覧会だった。

この展覧会は、日本国内を巡回中のようで、アート・インプレッションというところがそれらを紹介している。
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by invox | 2009-07-04 11:35 | ■Arts