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マリア・カラニエミ来日公演 2010

・4月24日(土)吉祥寺 Star Pine's Cafe
・4月25日(日)武蔵野市民文化会館小ホール

●来日メンバー
・マリア・カラニエミ(アコーディオン、ヴォーカル)
・オッリ・ヴァリス(ギター)


e0006365_1654719.jpgいや、実に久しぶりに、2002年以来だろうか、マリア・カラニエミが来日する。今回は、マリア・カラニエミ・トリオから、ティモがいないだけの、オッリとの二人編成。前回の来日以後は、あまり聴いていなかったが、久しぶりの来日公演に向けて、買い逃していたアルバムなど探してみたい。

オッリは、今年5月末にもひそかに来日していたが、演奏はしなかったはずなので、本当に久しぶりだ。彼は最初期のヴァルティナのメンバーでもあったと最近知った。以下にマリア・カラニエミのサイトにあるオッリの紹介文を引用しておく。

Olli Varis ― Guitarist Olli Varis has worked with folk and rock groups in Finland going back twenty years, including the first incarnation of V rttin . Subsequent ventures, including comprehensive work at Sibelius Academy Folk Music Department, include Aldargaz, Helsinki Mandoliners and work with singer Anna-Kaisa Liedes. He has composed music for Aldargaz recordings and is reponsible for the guitar sounds on the exquisite Aldargaz albums Iho and Ahma. He has released a CD/notebook for folk tunes on guitar and has produced and engineered albums by Finnish folk and rock artists.

なお、彼女が所属するHoedownというプロダクションは、フィリップ・ペイジというアメリカ人が社長である。この人物、フィンランドの音楽に惚れ込んだあまり、ついにはフィンランドに移住してしまったというすごい人。なおかつ、この人は、1970年代後半にアメリカでピーター・ハミルのソロ・コンピレーション・アルバム「Vision」を製作した人でもある。ピーター・ハミル本人とも長い付き合いで、2009年5月のピーター・ハミルの来日公演時に、オッリ・ヴァリスを連れて日本に来ており、ピーター・ハミルン公演を見ている。自宅には、それこそ数え切れないLP, CDなどがあり、このプロダクション事務所の名前からも分かるようにキャラバンなども大好きなようだ。いつか、じっくりと話をしてみたいものだ。
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by invox | 2009-12-31 16:54 | ■Music
「パブリック・エネミーズ(Public Enemies)」マイケル・マン監督

e0006365_15245898.jpgその昔、大学生の頃に見た映画で印象に残っているものの一つに「デリンジャー」という映画があった。その映画がいつの作品で誰が監督だったか、主演が誰だったのか、すっかり忘れてしまっていたが、銀行の窓口で名前を名乗るシーンだけはいつまでも記憶に鮮明に焼きついている。

ジョニー・デップ主演のこの映画がジョン・デリンジャーを描いた作品だと知り、ついつい見てしまった。マイケル・マン監督の作品を見るのは初めてだ。ジョニー・デップがどんなジョニー役を演じるのかにも興味があったが、なかなかいい作品に仕上がっていたと思う。タイトルはジョニーを指して言われた「民衆の敵、ナンバー1(Public Enemy No.1)」から採られているという。

映画の中で初めて知ったのは、ジョン・デリンジャーは所謂「小物」扱いをされていたということだ。警察にではない。マフィアとかその手の世界での話だ。シカゴとその周辺だけで活動していたジョン・デリンジャーは全米規模で活動するマフィアから見たら、「小僧っ子」に過ぎなかったのだろう。1930年代には、まだ街中で銃撃戦を行うようなギャングと警察がいた、というのが今となってはちょっと想像しがたい。もちろん、アメリカでは今でも街中で銃を発砲するような事件が多々起きてはいるが、ここに描かれた30年代のような感じではない様に思うのは、私が日本に住んでいるからだろうか。

何度か繰り返し現れるテーマ曲とでも言うべき「テン・ミリオン・スレイヴス」(オーティス・テイラー) がとても印象的だった。
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by invox | 2009-12-29 15:25 | ■Cinema/Movie
来年4月2日(金)に行われることが決定したオザンナの初来日公演だが、驚くべきことに、最近作である「Prog Family(邦題;邂逅の瞬間」)に全面的に参加したデヴィッド・ジャクソンが同行するというのだ(同様にジャンニ・レオーニもゲストとして来日)。


PROGCITTA' PRESENTS 2010 "OSANNA" with SPECIAL GUEST
" DAVID JACKSON (Van Der Graaf Generator) & GIANNI LEONE (Il Balletto Di Bronzo)"


OSANNA (オザンナ) from ITALY <来日予定メンバー>
  LINO VAIRETTI - lead vocals, acoustic guitars
  GENNARO BARBA - drums
  FABRIZIO FEDELE - electric guitar
  ANIELLO D'ANNA - bass guitar
  SALVATORE PRIORE - keyboards
  IRVIN LUCA VAIRETTI - keyboards and back vocals
<ゲスト>
  DAVID JACKSON - sax, flute
  GIANNI LEONE - Hammond organ

日時:04/02 (金) OPEN 19:00/ START 20:00
会場:川崎クラブ・チッタ

e0006365_17561583.jpgチケットは1月から販売されるようだが、限定600席という噂だ。アルバムでは「テーマ1」を演奏しているが、オザンナのヘヴィな楽曲をライブで堪能できるという機会も滅多にあるものではないので、是非見に行きたいと思います。イタリアでは、この顔ぶれで、今年ツアーを行っており(左はそのツアーのポスター)、かなりライブ・バンドとしてもこなれているはず。写真も、デヴィッド・ジャクソンのホームページからリンクが貼ってあるフリッカーのページで見ることができます。
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by invox | 2009-12-27 17:56 | ■Music
「不思議のひと触れ」作:シオドア・スタージョン/訳:大森 望(河出文庫)

これはまた、これまで読んだほかの作品とは異なる手触りの本だ。スタージョンの作品の中でもちょっと変わっている作品ばかりなのかもしれない。それは、スタージョン「らしさ」をどう感じているかにもよるのだろうが、私にとっては、新しい一面を見せてくれた。

e0006365_18312024.jpg「高額保険」
「もうひとりのシーリア」
「影よ、影よ、影の国」
「裏庭の神様」
「不思議のひと触れ」
「ぶわん、ばっ!」
「タンディの物語」
「閉所愛好症」
「雷と薔薇」
「孤独の円盤」

全部の作品が面白かったのだが、ジャズのドラマーの話を描いた「ぶわん、ばっ!」が、スタージョンが音楽ものを書くんだという、意外でもあり、嬉しくもあり、とても楽しめた。「不思議のひと触れ」や「閉所恐怖症」、「孤独の円盤」はロマンティックな物語で、あまり意外性がないという意外性が逆に面白く読めた。「もうひとりのシーリア」や「裏庭の神様」は、日本人の作品かと思うほど身近な感じで楽しめた。これは、逆に日本人で影響を受けた作家がいるのかもしれない、とも思わされた。いずれにせよ、スタージョンのデビュー作など、いろんなものを書いているんだなぁというのが良く分かった。ハードカバーにも手を出すか。
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by invox | 2009-12-26 18:31 | ■Books