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5月15日、イタリアのモンツァで、デヴィッド・ジャクソンとジャッジ・スミスによる公演が行われるというニュースがジャッジ・スミスのホームページで告知されました。

Judge-Smith homepage Latest News (updated 29 April)

それによれば、内容は、ジャッジ・スミスが言葉を書き、デヴィッド・ジャクソンが音楽を作った「ザ・ハウス・ザット・クライド」という子供たちのための作品で、合唱隊、木管、金管による管楽器のアンサンブル、通常のロックで用いられる楽器とサウンドビームのアンサンブルによって演奏されるそうです。デヴィッドは当然サックスを演奏するが、一方ジャッジ・スミスは発狂した大人を演じるのだそうです。

今回は、この作品のイタリアに於ける3回目の公演となるそうですが、今回初めて、前半部分をバンドと共にやることになるとか。また、この二人の別の作品である「トウィンクル」からもすう曲演奏し、他に3曲ほど加えるのだということです。

「トウィンクル」については、今年3月12日にもドーセット州のプールというところで公演をしたとのことで、それがこの作品の2回目の上演だったそうです。200人近い子供たちの合唱隊とブラス・アンサンブル、ボーンマウス・シンフォニー・オーケストラの弦楽器セクション、エレクトリック楽器のバンド、大勢のサウンドビーム・アンサンブルが演奏し、さらに100人もの子供たちが演技をするという、まさに大規模でみごとなステージだったとのこと。

ジャッジ・スミスはこうも書いています。「ジャクソンの音楽はとても素晴らしい。そして抗いがたいほどに親しみやすい。私はこのショーを作り上げる一部分を演じることが出来るのを誇りに思う。」

この公演についての地方新聞でのレビューのリンクが紹介されていました。
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by invox | 2010-04-30 23:50 | ■Music
"Down In Shadows" N.y.X (2009)

e0006365_22562658.jpg 1. Down In Shadows (Part I)
 2. Day After Day
 3. Colour
 4. O.Y.O (On Your Own)
 5. Wait
 6. C18H21NO3 (instrumental)
 7. Down In Shadows (Part II including crime)

Members:
- Walter Fragola : voices, acoustic and electric guitars, bass, vocoder
- Danilo Abaldo Pannico : acoustic and electronic drums, percussions,
keyboards and Farfisa organ, marimba
Guest musicians:
- Trey Gunn : Warr guitar (1,7), Touch bass (1)
- David Jackson : Sax and flutues (2,5,7)
- Marco Allocco : cello (1,3,6,7)
- Adina Bajenica : soprano voice (6)

David Jacksonからサイン入りで入手したこのアルバム。もともとは、ウェブでのサンプル映像(たぶん複数の楽曲をつないだもの?)を見て、あまりにも「メタル」的だったため購入を躊躇していたものだ。しかし、実際にアルバム全部(40分)を通して聴いてみたところ、メタル的な部分は確かにあるものの、曲は良く練られており、演奏もしっかりしている。ギターはまるでヌォーボ・メタル・クリムゾンそのままのところも多いが、弾き倒している分、かえって潔く、痛快ですらある。もちろん、

Trey Gunnの参加も大きいのだろうが、日本の美狂乱の情けないコピーよりも格段に素晴らしい。個人的にもっとも残念なのは、ボーカルだ。だみ声のデス声での歌は、メロディアスなラインを歌っている部分も結構あるだけにとても残念だ。David Jacksonは、全曲に参加というわけではないが、彼独特のメロディアスで美しいサックスが、とてもハードでソリッドなバンドの演奏と微妙なバランスを保っており、不思議な感覚を与えてくれる。

楽曲は全て、バンド(というか二人組のユニットなのだが)のオリジナル。2005年に一枚アルバムを出しているようだが、そちらは未聴。ホームページと、マイ・スペース、さらにフェイスブックと、様々なメディアを使ってのアピールもほほえましい。

5月の後半に行われるイタリアでのプログ・ロック・フェスティヴァルにて、N.y.XのステージにDavid Jacksonも、trey Gunnと共に参加するとのこと。David Jacksonは、同じフェスティヴァルの前日のステージでは、オザンナ(OSANNA)との演奏も行うので、DJファンは2度、違うタイプの音楽で彼の有志を見ることが出来る、ということだ。

◆ Verona Prog Fest 2010, 5月28日~30日、ヴェローナ(イタリア)
 "TENSOSTRUTTURA COPERTA" Centro Tennis Lugagnano di Sona (Verona)

5月28日 21.00-Altare Thotemico
       22.00-Osanna with Gianni Leone & David Jackson
  29日 21.00-The Conqueror
       22.00-N.Y.X with Trey Gunn & David Jackson

なお、オザンナとは、その後、もう一つ、ファサーノ・ジャズ・フェスティヴァルでのステージが予定されているようだ。こちらもほぼ一週間後なので、長期滞在が可能であれば、こちらも見てくる、というのも一興だろう。

6月4日 21:00 Osanna & David Jackson live @ Fasano Jazz

7月には、Chris Judge Smithとの共演ステージ「TWINKLE」もイタリアで行われるとのことで、ここ数年来のDavid Jacksonのイタリアでの活動は、まだまだ続くようだ。
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by invox | 2010-04-26 22:58 | ■Music
「ラブリー・ボーン」(映画)(2009 米・英・ニュー・ジーランド)

e0006365_1733099.jpg監督 ピーター・ジャクソン
製作総指揮 スティーヴン・スピルバーグ 、テッサ・ロス 、ケン・カミンズ 、
   ジェームズ・ウィルソン[製作]
原作 アリス・シーボルド
音楽 ブライアン・イーノ
脚本 フラン・ウォルシュ 、フィリッパ・ボウエン 、ピーター・ジャクソン
出演 マーク・ウォールバーグ (ジャック・サーモン 父親)
   レイチェル・ワイズ (アビゲイル・サーモン 母親)
  スーザン・サランドン (リン おばあちゃん)
   スタンリー・トゥッチ (ミスター・ハーヴィ 犯人)
   マイケル・インペリオリ (レン・フェナマン刑事)
   シアーシャ・ローナン (スージー・サーモン 主人公)
  ローズ・マクアイヴァー (リンジー・サーモン 妹)

さて、先に小説の方を紹介したが、出張時の飛行機の中で運よく見ることが出来たので、そちらについてもコメントしておこう。もちろん、原作の方がインパクトは強かった。

音楽をブライアン・イーのが担当しているということで、まずそこに触れておくと、冒頭でいきなり「ミュージック・フォー・エアポート」の一部が流れてきたのには驚いた。「なんだ、既存楽曲からセレクトしただけか」と少々肩透かしを食った気分になったのは否定できない。しかし、それ以外は既存楽曲だとしても知らない曲ばかりだったので、結果としては、まぁ良かったんじゃないの、というところだ。映画音楽としてはかなり違和感がある部分もあったが、全般的にはそれなりに良かったと思う。

ストーリーは、原作からむごい場面やシリアスな場面をカットしたものと思えば間違いないだろう。たとえば殺される場面。たとえばアビゲイルとレンとの関係。たとえばブライアンの暴力行為などもかなり薄められている。どちらかと言うとファンジー映画として完成させたかったのだろう。そういう意味では監督やプロデューサーの意図は成功しているだろう。原作者(あるいは原作に忠実な作品を期待した人)は不満だろう。個人的には、スージーの成長と同時に描かれていたリンジーの成長や、両親の葛藤をも描きこんでくれていれば良かったのにと思う。原作の重さを8割がたそぎ落としてしまっている。

特撮は、ちょっとやりすぎかもしれない。天国とこの世の間の描かれ方は、いかにもピーター・ジャクソン的で、う~ん、いまひとつ好みではなかった。完成度は高い、完結した世界ではあったけれども。アメリカのファンタジー映画ではこの手のテイストの異世界風景が多いなぁ、とも思った。

この映画を見たのが往きの便だったので、帰りの便では「プレステージ」を見ようと決めていたのだが、帰りの便が古い機材で、シート・テレビがなく、残念ながら映画を見ることが出来なかった。早く全便でシート・テレビを備えて欲しいものだ>全日空さん。
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by invox | 2010-04-25 17:03 | ■Cinema/Movie
アイスランドの火山の噴火の影響で、今週末に予定されていたマリア・カラニエミの来日公演が9月に延期となった。会場はともに同じ場所が押さえられたとのことで、チケットもそのまま使えるようだ。(もちろん希望者には払い戻しがあるとのこと)。詳しい情報は招聘元のMusic Plantのブログを参照のこと。

マリアの所属するHowdownに聞いたところ、マリアは休暇をローマで過ごしていた最中にこの噴火で飛行機が飛ばなくなったとのことで、4日間もローマに足止めを食った挙句、バスで3000kmを移動して、ヘルシンキと海を挟んだ対岸のエストニアのタリンという町にやっと着いたところだそうだ。本当にお疲れ様でした。
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by invox | 2010-04-22 13:53 | ■Music
さて、4月2日に川崎で行われたイタリアのプログレッシヴ・ロック・バンド、オザンナ+デヴィッド・ジャクソンの来日公演に行ってきました。アルバムは「パレポリ」のみ1980年代のKingのユーロロック・コレクションで購入したものの、それ以外は昨年の「プログ・ファミリー」まで未聴。来日公演が決定してから「L'uomo」を聴き、ショックを受ける。もっと早く聴いていればよかった、もったいないことをしてしまった、と。

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OSANNA & DAVID JACKSON
 with GIANNI LEONE

Live at Club Citta, Kawasaki, Japan
2nd April 2010 Friday


e0006365_118291.jpgライブでは、メンバー全員が「あの」メイクをして登場。デヴィッド・ジャクソンも顔にペイントを施している。ステージ後方には巨大スクリーンがあり最初から最後までずっと映像を写していた。最初はアルバム「プログ・ファミリー」のツアーの一環でもあることを示すタイトルとバンド名が大写しになり、それから「パレポリ」のイントロが映像と共に流された。この太鼓の音を予想していなかったこともあり、私は背中がぞくぞくっとした。映像は始めて見るものだが、どうもこの音楽のための古い映像のようだ。期待していなかったが、アルバム「パレポリ」で聴くことのできる地中海の民俗的な雰囲気が漂っている。やがてそれにかぶせるようにして演奏が始まった。何と力強い音だ。

演奏された曲のほとんどは、すでにチッタのウェブサイトで公表されていたセットリストに沿っていたのだが、やはりライブは違う。誰がどんな音を出しているのかが良く分かるし、みんな上手い。デヴィッドのサックスの音もアルバムでは判然としなかったところも含めて、実際にはかなり大きな比重を占めていることが分かるものだった。ダブル・ホーンにソプラノ、フルート、ティン・ホイッスル、民族楽器の笛など、何度も持ち替えながらの演奏は見ていて楽しいものだし、今月15日で63歳になるとは思えない元気溢れるものだった。リノもすごい。あれだけの歌を延々と歌い続けられる力には脱帽だ。そして何より上手い。声も良い。とても美しいメロディを聞かせてくれる。その美しい歌声に美しいサックスが絡み付いていく。その拮抗した様が素晴らしい。そして予想以上に良かったのがリノの息子のイルヴィンの歌だ。声質が似ているが若い彼の声はまた違う魅力に溢れるもので、これがまた上手いのだ。二人のハーモニーはとても素晴らしかった。

バンドは、リノとデヴィッドの2フロントだとDJから聞いていたが、確かに立ち位置、存在感、活躍の度合いの全てがこの二人を中心にしている。それを支えるバンドは、かなり上手いドラムスとベースに豪放なギターが乗る。それを支えるキーボードも上手い。リノの息子のイルヴィンは、キーボードとバッキング・ボーカルの他にMacのNotebookでのコントロールをしている。これをミキサーのアルフォンソが上手くまとめている。いい音だ。チッタでこれだけバランスのいい音を聞いたのは初めてかもしれない。チッタでもこれだけいい音が出るんだなぁと感心した。

途中で加わったジャンニ・レオーネは、まずはバレット・ディ・ブロンゾの「YS」からドラムのジェナッロとベースのネッロをバックにソロを繰り広げ、派手な衣装とアクションで観客の目を楽しませてくれた。いや、この人のオルガンは凄まじい。そしてキーボードのサッサ以外のメンバーが戻り、再びオザンナの曲。リノ、デヴィッド、ジャンニの3人は、圧倒的な存在感でバンドを引っ張っていく。なんかすごいいい物を見た、得した気分だ。ジャンニは曲の途中で演奏を終え、なにやらチラシのようなものをばら撒きながら会場の通路を一周。もう一度ステージに上がってからステージを去った。チラシにはよく見えなかったが、ジャンニのサインが入っていたようだ。その間にサッサが戻ってきて再び最初のフォーマットでの演奏が続く。それにしてもパワーが落ちない。それどころかどんどん盛り上がっていく。観客もそれに応えるように熱い拍手と歓声を送る。

そして、今度はデヴィッドの曲を2曲続けてやるよとリノが紹介して袖に引っ込んだ。替わりに息子のイルヴィンが中央のボーカルマイクに向かう。サッサとデヴィッドの二人で引き始めたイントロは「ロング・ハロー3」A面最後の曲「ソンニ・ドロ(Sogni D'oro)」だ。イタリア語で「素敵な夢を」とか「黄金の夢」という意味らしいが、オリジナルはジャッコがボーカルをとっており、私の大のお気に入りの曲でもある。これをイルヴィンが朗々と歌い上げる。上手い。デヴィッドがアレンジしなおしたと言っていたが、このバンド・バージョンは最高だ。そして後半の歌が終りサックスのソロのパートの途中からリノが戻ってきてアコースティック・ギターを掻き鳴らし始める。そして、ギターのファブリッツィオが「テーマ・ワン」のイントロへとつないだ。バンド一体となっての演奏はとても素晴らしく、厚みのあるものだった。う~ん、これがイタリアン・パワーかと唸らされる。途中会場の観客にラララと歌わせる場面もあり、とても盛り上がった。感動した。

ステージは休憩なしで進んだが、後半には「オザンナの歴史だ」と紹介があり、スクリーンに70年代の白黒のTV映像が映し出された。当時のメンバーが一人ずつ出てくるたびにリノが名前を紹介した。そしてフルートのエリオ・ダンナのインタビューから曲へと入っていくのだが、そのイントロに入って数小節のところから実際の演奏を被せていった。最後は「パレポリ」の曲を間に「ミラートレイン」のフレーズを挟んだりしながら怒涛の演奏で終了。観客はスタンディング・オベーション。メンバーは客席を写真を撮ったり、前の方の観客と握手をしたりしてステージを去っていった。

アンコールでは「あと2曲演奏する、そしてサプライズ」とリノが言って演奏を開始。オザンナの曲2曲を演奏し終わった途端に再び「テーマ・ワン」だ! 会場も大興奮。まさにオザンナの本領発揮といったところだろうか。ナポリ出身であることを誇りとして、ナポリ民謡をサウンド・チェックで歌ってみたり、「フニクリ・フニクラ」や「オー・ソレ・ミオ」のフレーズを自分たちの歌に挟み込んだりして陽気でパワフルな男たち。そんな印象を強烈に与えてくれたステージだった。港町ナポリの酒場で陽気に呑み騒ぐ男たちの喧騒が目に浮かぶようだ。

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OSANNA & DAVID JACKSON with GIANNI LEONE
Live at Club Citta, Kawasaki, Japan, 2nd April 2010 Friday
 
1. Fuje'a Chisti Paese part 1 (Oro Caldo)「Palepoli」
2. Intro Animale (Animale Senza respiro)「Palepoli」
3. Mirror Train「L'uomo」
4. L'uomo「L'uomo」
5. Ce Vulesse「Suddance」
6. A Zingara「Suddance」
7. Oro Caldo「Palepoli」
8. My Mind Flies「Milano Calibro 9」
9. L'amore Vincera Di Nuovo「L'uomo」
10. Landscape of Life「Landscape of Life」
11. Mirror Train reprise only finale「L'uomo」
12. Introduzione「YS」
13. Everybody's Gnna See You Die「L'uomo」
14. In Un Vecchio Cieco「L'uomo」
15. Vado Verso Una Meta「L'uomo」
16. Solo Uniti「El Tor」
17. Non Sei Vissuto Mai「L'uomo」
18. Tema「Milano Calibro 9」
19. There Will Be Time「Milano Calibro 9」
20. Sogni D'oro「Long Hello Volume 3」
21. Theme One「Pawn Hearts」
22. Blues By Fuje「Improvisation」
23. Fuje'a Chisti Paese part 2「Palepoli」
<<アンコール>>
24. Il Castello Dell'Est「Landscape of Life」
25. Taka Boom「Taka Boom」
26. Theme One「Pawn Hearts」

*このセットリストは、予めクラブ・チッタのホームページに出ていたものです。
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by invox | 2010-04-12 11:04 | ■Music
明日のオザンナのライブのために、David Jacksonが本日日本に到着しました。ホテルにいるDavid Jacksonと電話で話した感じでは、とても元気そうです。今夜はオザンナのメンバーと一緒に食事に行くと言っていました。明日のライブは、サウンドチェックも入念に行って気合を入れてやるようです。

ライブ翌日には韓国に移動して、ソウルでライブというハードなスケジュールのため、ゆっくりと話をする時間は取れなさそうですが、ライブでの姿を見ることが出来るだけでも嬉しいです。ある意味VdGG以上にヘヴィな演奏でありながらも、イタリアらしい、というか、ナポリ的な歌い上げる美しいメロディラインを持ったオザンナの音楽は、近年と見に美しさを極めてきているDavid Jacksonの音楽的な志向ととてもよくマッチしているのかもしれません。

いずれにせよ、明日のライブがとても楽しみです。
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by invox | 2010-04-01 22:40 | ■Music