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さて、デヴィッド・クロスがTwitterにこんな書き込みをしていました。25日の午前9時(日本時間)です。

David Cross: David Jackson coming to record/write again on Thursday..

どうやら、デヴィッド・クロスとは、イタリアでのフェスティヴァルで共演した模様。デヴィッド・クロスのマイ・スペースのブログを読むと、そのフェスティヴァルでオザンナのステージで演奏するデヴィッド・ジャクソンを見て感銘を受けた様子。そして、N.y.Xのステージにトレイ・ガンが参加できない代わりに参加したデヴィッド・クロスは、そこでデヴィッド・ジャクソンと共演。また、フリオ・キリコ率いるアルティ・エ・メスティエリのステージにゲスト参加した二人は、二人だけで30分程度、ソロを交互に、あるいはデュエットで演奏し、その後アルティと一緒に演奏したようです。

二人は意気投合したようで、こんな写真を載せてありました。
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by invox | 2010-08-26 00:19 | ■Music
「ハンターズ・ラン(Hunter’s Run)」ジョージ・R・R・マーティン/ガードナー・ドゾワ/ダニエル・エイブラハム
酒井 昭伸(訳)

e0006365_23574358.jpgジョージ・R・R・マーティンの名前に惹かれて購入したものの、解説を読むと、どうやら他の二人の比重も拮抗している。というか、一番若手のダニエル・エイブラハムがいなければ、この作品は埋没していたのではないかとも思われる。取っ掛かりから刊行まで野の時間が長すぎるほど長い。

とは言え面白い。主人公の設定がそもそも面白い。こういった合作小説は音楽でのアンサンブルにも通じるものがあるのかもしれない。互いの持ち味を生かしながらも全く新しいテイストが出ているように思えるからだ。最初は冗長かと思われた展開もないとは言わないが、何かしらタイム・トラベル的な感覚をも持ち合わせた不思議な作品に仕上がっている。

「自分」というものが、実は「人工物」だったら、という非常にショッキングな設定が最初から施されているのだが、それが分かるまでの推移も面白い。自分と「双子」との関係や、相克を描きながらも、ウエットではなく、ハードな展開を見せてくれる。こうして自分が誰かのコピー/複製/レプリカ/再生品だったら、と仮定してみると、「自己」というものが如何に頼りないものか考えさせられる。「自己」を自分はどうやって規定しているのか? 自己は自己として独立してありうるのか。そんな疑問を抱きながらも、エンタテイメントは進んでいく。
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by invox | 2010-08-03 00:00 | ■Books