「ライラの冒険 黄金の羅針盤」(2007年 アメリカ/イギリス)
監督・脚本:クリス・ワイツ
原作:フィリップ・プルマン
出演:ダコタ・ブルー・リチャーズ/ニコール・キッドマン/サム・エリオット/エヴァ・グリーン/ダニエル・クレイグ
原作本が山ほど平積みしてあるのをぐっと我慢して、まずは映画を見てから、と思っていたのだが...。どう見ても原作のほうが面白そうだ。映画は、悪くはないが、奥行きに欠けている。登場人物にリアリティがない。虚構が張りぼてに見える。原作ではきっともう少し奥行きがあるのだろうなぁという場面が何度も出てくる。きっと端折っているんだろうなぁという場面も。
原作は3部作。映画も3部作になるようだが、これは全部が出揃ってからDVDでいっぺんに見たほうが面白そうだ。本作はたったの112分と短く、どう見ても「続く」の文字が最後に出てきてもおかしくない作りになっている。これも映画を全部見させる戦略のひとつか。
エンドロールの最初に流れるテーマ曲は、ケイト・ブッシュ。久しぶりの歌声を聞いた。もう少しあくの強い曲を期待していたのだが、映画のテーマ曲とあってか、大人しめ。ちょっと残念。
監督・脚本:クリス・ワイツ
原作:フィリップ・プルマン
出演:ダコタ・ブルー・リチャーズ/ニコール・キッドマン/サム・エリオット/エヴァ・グリーン/ダニエル・クレイグ
原作本が山ほど平積みしてあるのをぐっと我慢して、まずは映画を見てから、と思っていたのだが...。どう見ても原作のほうが面白そうだ。映画は、悪くはないが、奥行きに欠けている。登場人物にリアリティがない。虚構が張りぼてに見える。原作ではきっともう少し奥行きがあるのだろうなぁという場面が何度も出てくる。きっと端折っているんだろうなぁという場面も。
原作は3部作。映画も3部作になるようだが、これは全部が出揃ってからDVDでいっぺんに見たほうが面白そうだ。本作はたったの112分と短く、どう見ても「続く」の文字が最後に出てきてもおかしくない作りになっている。これも映画を全部見させる戦略のひとつか。
エンドロールの最初に流れるテーマ曲は、ケイト・ブッシュ。久しぶりの歌声を聞いた。もう少しあくの強い曲を期待していたのだが、映画のテーマ曲とあってか、大人しめ。ちょっと残念。
#
by invox
| 2008-03-04 22:44
| ■Cinema/Movie