アレア+マウロ・パガーニ来日5月
アレアが来る! しかも、マウロ・パガーニと一緒に!!
昨年末飛び込んできたこのニュースには正直驚いた。昨年5月にニュー・ヨークでこの組合せでのライブをやったのは知っていたが、実際にその音は聴いていない。デメトリオ・ストラトス、ジュリオ・カピオッツォという創設メンバー二人が既に故人なので、アレアと言っても、あの強烈な歌は聴けないのは分かっているが、それでも、マウロ・パガーニのバイオリンと、ファブリッツィオ・デ・アンドレ直系のボーカルが全く違う魅力を与えてくれるだろうことを、実はちょっとばかり期待している。また、ファッリセッリのキーボードにもちょっと期待している。それに、マウロ・パガーニのソロ作品からも演奏するらしいので、そちらは非常に期待している。
◆ アレア(AREA)with マウロ・パガーニ(MAURO PAGANI)来日公演
≪来日予定メンバー≫
- Patrizio Fariselli(kbd)
- Paolo Tofani(g)
- Ares Tavolazzi(b)
- Walter Paoli(dr)
- Mauro Pagani(vln/flute/vo)
・2011年 5月7日(土) OPEN 17:00 START 18:00
5月8日(日) OPEN 16:00 START 17:00
チケット:¥8500 全席指定(各日限定600席)
一般発売:2011年1月22日(土):チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス
主催・招聘・企画制作:クラブチッタ
後援:ストレンジ・デイズ、協力:ディスクユニオン
ということで、まさか!というべきアレア+マウロ・パガーニの来日公演です。
デメトリオ・ストラトスの死後、何度か再結成していますが、ドラマーのジュリオ・カピオッツォも亡くなってしまったので、追悼とか没後何周年といったイベント以外ではありえないと思っていましたが、昨年元アレアの3人にマウロ・パガーニが加わり、ドラマーのみよく知らないメンバーでニュー・ヨークでライブをやったというニュースを聞いたときは驚きました。しかし、まさか、日本に来るなんて信じられません。
今回の来日メンバーは、このクラシック・ラインアップから、既に故人となったデメトリオ・ストラトス、及び、ジュリオ・カピッツィオを除いた3人に、デメトリオとも親交の篤かったマウロ・パガーニがバイオリンとボーカルで参加。そして、セッション・ドラマーであるウォルター・パオーリが昨年の5月のニュー・ヨーク公演に続いての参加となるそうです。
AREA 1974-1979 Classic line-up;
- Demetrio Stratos - lead vocals, organ, steel drums
- Giulio Capiozzo - drums, percussion
- Patrizio Fariselli - keyboards
- Paolo Tofani - lead guitar, synthesizer
- Ares Tavolazzi - bass guitar, trombone
◆クラシック・ラインアップでのアルバム
1974 - Caution Radiation Area
1975 - Crac!
1976 - Maledetti (Maudits)
1978 - 1978 Gli Dei Se Ne Vanno, Gli Arrabbiati Restano!
ドラマーは昨年1月のボローニャでのデメトリオを悼むイベントの時とは違う人のようで、イタリアのセッション・ドラマーだとのこと。しかも、ボーカルはマウロ・パガーニだけ。最初からデメトリオがいないことは分かっているし、彼のボーカルと同じものを期待するのは絶対無理ですから、それはそれでがっかりすることもないのかもしれません。ただ、マウロ・パガーニも、
願わくは、トファーニとファッリセッリが思いっきりアレアらしく暴れて欲しいなぁ。マウロ・パガーニも「地中海の伝説」で見せてくれたようなアレアとの相性のよい演奏をして欲しいものです。NYでの公演では、アレアの楽曲以外に、パガーニの楽曲も演奏したというので、そちらも楽しみです。
○マウロ・パガーニ
1978 - Mauro Pagani (「地中海の伝説」ソロ1作目)
1981 - Sogno di una notte d'estate (「真夏の夜の夢」サントラ)
1991 - Passa la bellezza (ソロ2作目)
2003 - Domani (ソロ3作目)
2004 - Creuza de ma (tribute to Fabrizio De Andre)(ソロ4作目)
1作目は、言わずと知れたイタリアン・ロックの最重要アルバムの一つ。デメトリオ・ストラトス参加ということもあって、日本でもこれにノックアウトされたファンは多い。NHKの英会話番組のテキストのようなジャケットも印象深い。
2番目のサントラは、「真夏の夜の夢」というタイトルで国内盤が出たが、1作目の延長を期待したファンには不評だった。これ以外にも、自分の名前を冠したサントラ作品があるようだが、全貌は掴めていない。私も以前1枚持っていたが、あまり良い作品ではなかったので手放してしまった。タイトルも忘れたが、SFチックな映画のサントラだったようだ。ちなみに、その映画は日本では公開されなかったというのは覚えている。
ソロ2作目と3作目は、私は聴いたことがないが、所有者のレビューを読むと、どうやらバイオリン奏者としてのパガーニは引っ込んで、イタリアの土着の音楽に根ざした作曲者、歌い手としての自分を前面に出しているようだ。それは、1984年のファブリッツィオ・デ・アンドレのアルバム「地中海の道程」に参加したことによる影響だと書かれていた。それが次のライブ・アルバムでもある4作目に結実しているのだろう。この作品は、ファブリッツィオ・デ・アンドレ+マウロ・パガーニの「地中海の道程」(1984)の完全リメイク(但し、ライブ録音)だそうで、パガーニのデ・アンドレに対する深い敬慕の思いを知ることが出来るアルバムだそうだ。
これら3作品では、マウロ・パガーニは完全にボーカリストであるそうだ。なので、ボーカリストとしてのキャリアはすでに四半世紀を超えていることになる。さて、アレアの楽曲との相性はどうなのだろうか。
そんなことを考えながら、本日、チッタのサイトで日曜日のチケットを申し込んだ。
昨年末飛び込んできたこのニュースには正直驚いた。昨年5月にニュー・ヨークでこの組合せでのライブをやったのは知っていたが、実際にその音は聴いていない。デメトリオ・ストラトス、ジュリオ・カピオッツォという創設メンバー二人が既に故人なので、アレアと言っても、あの強烈な歌は聴けないのは分かっているが、それでも、マウロ・パガーニのバイオリンと、ファブリッツィオ・デ・アンドレ直系のボーカルが全く違う魅力を与えてくれるだろうことを、実はちょっとばかり期待している。また、ファッリセッリのキーボードにもちょっと期待している。それに、マウロ・パガーニのソロ作品からも演奏するらしいので、そちらは非常に期待している。
◆ アレア(AREA)with マウロ・パガーニ(MAURO PAGANI)来日公演
≪来日予定メンバー≫
- Patrizio Fariselli(kbd)
- Paolo Tofani(g)
- Ares Tavolazzi(b)
- Walter Paoli(dr)
- Mauro Pagani(vln/flute/vo)
・2011年 5月7日(土) OPEN 17:00 START 18:00
5月8日(日) OPEN 16:00 START 17:00
チケット:¥8500 全席指定(各日限定600席)
一般発売:2011年1月22日(土):チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス
主催・招聘・企画制作:クラブチッタ
後援:ストレンジ・デイズ、協力:ディスクユニオン
ということで、まさか!というべきアレア+マウロ・パガーニの来日公演です。
デメトリオ・ストラトスの死後、何度か再結成していますが、ドラマーのジュリオ・カピオッツォも亡くなってしまったので、追悼とか没後何周年といったイベント以外ではありえないと思っていましたが、昨年元アレアの3人にマウロ・パガーニが加わり、ドラマーのみよく知らないメンバーでニュー・ヨークでライブをやったというニュースを聞いたときは驚きました。しかし、まさか、日本に来るなんて信じられません。
今回の来日メンバーは、このクラシック・ラインアップから、既に故人となったデメトリオ・ストラトス、及び、ジュリオ・カピッツィオを除いた3人に、デメトリオとも親交の篤かったマウロ・パガーニがバイオリンとボーカルで参加。そして、セッション・ドラマーであるウォルター・パオーリが昨年の5月のニュー・ヨーク公演に続いての参加となるそうです。
AREA 1974-1979 Classic line-up;
- Demetrio Stratos - lead vocals, organ, steel drums
- Giulio Capiozzo - drums, percussion
- Patrizio Fariselli - keyboards
- Paolo Tofani - lead guitar, synthesizer
- Ares Tavolazzi - bass guitar, trombone
◆クラシック・ラインアップでのアルバム
1974 - Caution Radiation Area
1975 - Crac!
1976 - Maledetti (Maudits)
1978 - 1978 Gli Dei Se Ne Vanno, Gli Arrabbiati Restano!
ドラマーは昨年1月のボローニャでのデメトリオを悼むイベントの時とは違う人のようで、イタリアのセッション・ドラマーだとのこと。しかも、ボーカルはマウロ・パガーニだけ。最初からデメトリオがいないことは分かっているし、彼のボーカルと同じものを期待するのは絶対無理ですから、それはそれでがっかりすることもないのかもしれません。ただ、マウロ・パガーニも、
願わくは、トファーニとファッリセッリが思いっきりアレアらしく暴れて欲しいなぁ。マウロ・パガーニも「地中海の伝説」で見せてくれたようなアレアとの相性のよい演奏をして欲しいものです。NYでの公演では、アレアの楽曲以外に、パガーニの楽曲も演奏したというので、そちらも楽しみです。
○マウロ・パガーニ
1978 - Mauro Pagani (「地中海の伝説」ソロ1作目)
1981 - Sogno di una notte d'estate (「真夏の夜の夢」サントラ)
1991 - Passa la bellezza (ソロ2作目)
2003 - Domani (ソロ3作目)
2004 - Creuza de ma (tribute to Fabrizio De Andre)(ソロ4作目)
1作目は、言わずと知れたイタリアン・ロックの最重要アルバムの一つ。デメトリオ・ストラトス参加ということもあって、日本でもこれにノックアウトされたファンは多い。NHKの英会話番組のテキストのようなジャケットも印象深い。
2番目のサントラは、「真夏の夜の夢」というタイトルで国内盤が出たが、1作目の延長を期待したファンには不評だった。これ以外にも、自分の名前を冠したサントラ作品があるようだが、全貌は掴めていない。私も以前1枚持っていたが、あまり良い作品ではなかったので手放してしまった。タイトルも忘れたが、SFチックな映画のサントラだったようだ。ちなみに、その映画は日本では公開されなかったというのは覚えている。
ソロ2作目と3作目は、私は聴いたことがないが、所有者のレビューを読むと、どうやらバイオリン奏者としてのパガーニは引っ込んで、イタリアの土着の音楽に根ざした作曲者、歌い手としての自分を前面に出しているようだ。それは、1984年のファブリッツィオ・デ・アンドレのアルバム「地中海の道程」に参加したことによる影響だと書かれていた。それが次のライブ・アルバムでもある4作目に結実しているのだろう。この作品は、ファブリッツィオ・デ・アンドレ+マウロ・パガーニの「地中海の道程」(1984)の完全リメイク(但し、ライブ録音)だそうで、パガーニのデ・アンドレに対する深い敬慕の思いを知ることが出来るアルバムだそうだ。
これら3作品では、マウロ・パガーニは完全にボーカリストであるそうだ。なので、ボーカリストとしてのキャリアはすでに四半世紀を超えていることになる。さて、アレアの楽曲との相性はどうなのだろうか。
そんなことを考えながら、本日、チッタのサイトで日曜日のチケットを申し込んだ。
by invox
| 2011-01-08 17:13
| ■Music