PAULIINA LERCHE Live at Star Pine's Cafe 16th Nov.2007
PAULIINA LERCHE Live at Star Pine's Cafe 16th Nov.2007
1. Vot i Kaalina
2. Amerikan Katrilli
3. Etelamyrsky (Southern Storm)
4. Vipukatrilli
5. Tanssi Poika (Dance Boy)
6. Malanja
7. Orvokin Valssikatrilli
8. Tulikatrilli (Fire Katrilli)
9. Liianmies - Kirkonkellot 2
10. Tana Ictan (Tonight)
= short break =
11. Mane Paiva
12. Touko (Spring)
13. Lenti Kokko
14. Kaisan Katrilli
15. Muamon Marja
16. Liilee Lailee
17. Jo mie Viikon
= encore 1 =
18. Kaalina Timojaa
= encore 2 =
19. Kaik mi
パウリーナ・レルヒェ(Paullina Lerche)が帰ってきた。大阪から始まり、京都を回って、漸く東京だ。三日間、3連続講演の初日は吉祥寺のマンダラ5=スター・パインズ・カフェでのライブ。ロック系のライブでは何度も来たところだが、北欧フォーク・ミュージックというトラッド色の強いアコースティックな音楽では初めてとなる。垂直方向に広がる空間の独特の反響特性など、ユニークな音響をどう使うのかも楽しみのひとつだ。
バンドは、前回の来日と同じメンバー。ボーカルとバイオリンは妹のハンナマリ・ルーカネン、ギターのトゥオマス・ログレン、ベースのティモ・ペコネン、ギターとパーカッションのユッカ・キロネン。ベースのティモを除く3人は20代。ユッカはブーラカット(Burlakat)でパウリーナと一緒にやっているほか、トゥオマスはフリッジ(FRIGG)というバンドも演奏しており、こちらは4,5回ほど長い米国ツアーを行うほど活発に活動している。実際、春の来日の後、2ヶ月以上の米国ツアーをやっており、今回もトゥオマスはほかの仕事の関係で、一人だけ遅れての日本入りだったという。
セットリストは、前回3月から8ヶ月ほどしか経っていないこともあり、半分ほどは同じ楽曲を演奏している。しかし、完全な新曲以外にも、アレンジをまったく変えてしまった曲もあったりと、面白みでは前回以上となっていた。前回演奏された新曲にもちゃんとしたタイトルがついていたりして、今回は、セットリストをアップすることが出来るようになったことがとても嬉しい。
ステージは、まったく楽しいもので、彼女の音楽に出会ったときの衝撃そのままの嬉しいもの。まったく新鮮味が衰えていない。メロディとダンスと歌と。実際にはアレンジ面でのトゥオマスの貢献が素晴らしいし、演奏面ではアンサンブルの骨格を支えるティモのベースが素晴らしい。そしてギターにパーカッションにと忙しく楽器を変えるユッカは曲のアクセントを明確にしているし、そこに乗る上物であるアコーディオン、ヴァイオリン、カンテレなどが入れ替わり立ち代り聴く者の心を惹きつける。まったく何という音楽だろう。
1. Vot i Kaalina
2. Amerikan Katrilli
3. Etelamyrsky (Southern Storm)
4. Vipukatrilli
5. Tanssi Poika (Dance Boy)
6. Malanja
7. Orvokin Valssikatrilli
8. Tulikatrilli (Fire Katrilli)
9. Liianmies - Kirkonkellot 2
10. Tana Ictan (Tonight)
= short break =
11. Mane Paiva
12. Touko (Spring)
13. Lenti Kokko
14. Kaisan Katrilli
15. Muamon Marja
16. Liilee Lailee
17. Jo mie Viikon
= encore 1 =
18. Kaalina Timojaa
= encore 2 =
19. Kaik mi
パウリーナ・レルヒェ(Paullina Lerche)が帰ってきた。大阪から始まり、京都を回って、漸く東京だ。三日間、3連続講演の初日は吉祥寺のマンダラ5=スター・パインズ・カフェでのライブ。ロック系のライブでは何度も来たところだが、北欧フォーク・ミュージックというトラッド色の強いアコースティックな音楽では初めてとなる。垂直方向に広がる空間の独特の反響特性など、ユニークな音響をどう使うのかも楽しみのひとつだ。
バンドは、前回の来日と同じメンバー。ボーカルとバイオリンは妹のハンナマリ・ルーカネン、ギターのトゥオマス・ログレン、ベースのティモ・ペコネン、ギターとパーカッションのユッカ・キロネン。ベースのティモを除く3人は20代。ユッカはブーラカット(Burlakat)でパウリーナと一緒にやっているほか、トゥオマスはフリッジ(FRIGG)というバンドも演奏しており、こちらは4,5回ほど長い米国ツアーを行うほど活発に活動している。実際、春の来日の後、2ヶ月以上の米国ツアーをやっており、今回もトゥオマスはほかの仕事の関係で、一人だけ遅れての日本入りだったという。
セットリストは、前回3月から8ヶ月ほどしか経っていないこともあり、半分ほどは同じ楽曲を演奏している。しかし、完全な新曲以外にも、アレンジをまったく変えてしまった曲もあったりと、面白みでは前回以上となっていた。前回演奏された新曲にもちゃんとしたタイトルがついていたりして、今回は、セットリストをアップすることが出来るようになったことがとても嬉しい。
ステージは、まったく楽しいもので、彼女の音楽に出会ったときの衝撃そのままの嬉しいもの。まったく新鮮味が衰えていない。メロディとダンスと歌と。実際にはアレンジ面でのトゥオマスの貢献が素晴らしいし、演奏面ではアンサンブルの骨格を支えるティモのベースが素晴らしい。そしてギターにパーカッションにと忙しく楽器を変えるユッカは曲のアクセントを明確にしているし、そこに乗る上物であるアコーディオン、ヴァイオリン、カンテレなどが入れ替わり立ち代り聴く者の心を惹きつける。まったく何という音楽だろう。
by inVox
| 2007-11-19 23:09
| ■Music