「モネとジヴェルニーの画家たち」
「モネとジヴェルニーの画家たち」Bunkamura ミュージアム
モネの「睡蓮」シリーズは、これまでに何作か目にする機会があった。中にはかなり大きなものを5,6枚、大きな一部屋のなかに並べて展示してあったものもあった。が、残念ながら「睡蓮」連作は私の好みではなかった。
今回の展示会では、彼の住んだジヴェルニーの地図や写真などもあり、また、同じ村に集い来た多数の画家達の描いた風景画なども多くあり、思いのほか楽しめるものであった。これは、という特別に気に入った作品はなかったのだが、割と良いなぁと思った作品がたくさん出てきたのにはわれながら驚いた。一つの作品の中での印象派的なものと写実的なものとのバランスが私の好みに合ったのかもしれない。
そうは言っても、出場後の物販コーナーには、これと言って買い求めたい絵葉書がなかったのは残念だった。それにしても、ジルヴェニーに集まったが形の七割がアメリカ人だったというのも意外だった。モネと言うといかにもフランス、オランダ的なイメージが強かったので、そのモネの影響を受けた画家達の多くがアメリカ人だったというのが不思議だった。だが、作品に見られる明るさや開放感は、モネとは少し違った方向性を持っているというのは当然として、自然光の解釈が少し異なっているように感じたのは面白かった。
モネの「睡蓮」シリーズは、これまでに何作か目にする機会があった。中にはかなり大きなものを5,6枚、大きな一部屋のなかに並べて展示してあったものもあった。が、残念ながら「睡蓮」連作は私の好みではなかった。
今回の展示会では、彼の住んだジヴェルニーの地図や写真などもあり、また、同じ村に集い来た多数の画家達の描いた風景画なども多くあり、思いのほか楽しめるものであった。これは、という特別に気に入った作品はなかったのだが、割と良いなぁと思った作品がたくさん出てきたのにはわれながら驚いた。一つの作品の中での印象派的なものと写実的なものとのバランスが私の好みに合ったのかもしれない。
そうは言っても、出場後の物販コーナーには、これと言って買い求めたい絵葉書がなかったのは残念だった。それにしても、ジルヴェニーに集まったが形の七割がアメリカ人だったというのも意外だった。モネと言うといかにもフランス、オランダ的なイメージが強かったので、そのモネの影響を受けた画家達の多くがアメリカ人だったというのが不思議だった。だが、作品に見られる明るさや開放感は、モネとは少し違った方向性を持っているというのは当然として、自然光の解釈が少し異なっているように感じたのは面白かった。
by invox
| 2011-01-26 09:36
| ■Arts