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Black Woods Four de X'mas

"Black Woods Four de X'mas"  Dec. 23rd、カフェ・フロンティア、JICA地球ひろば

1. 「第三組曲」より 1.「イタリアーノ」(レスピーギ)
2. 「オランダにおうちが一軒建っている」 (オランダ民謡)
3. 「クラリネット五重奏曲」二重奏版(モーツァルト、arr.橋爪)
4. 「恋とはどんなものかしら」 (モーツァルト)
5. 「ハンガリーの古いダンス曲集」 (ファルカシュ)
6. 「クリスマス・ジャズ組曲」 (ビル・ホルコム)
7. 「ジュ・トゥ・ヴ」(エリック・サティ)
8. 「ムーンライト・セレナーデ」(グレン・ミラー、arr.寺田 央)
9. 「City Scenes」(テレンス・J・トンプソン))
10. 「ロンドン・デリーの歌」 (arr. 寺田 央)
11. 「ジングル・ベル」(arr. 寺田 央)
12. 「橇すべり」(arr. 寺田 央)

JICAの運営するカフェ? こんなところがあるとは知らなかった。そのカフェ・フロンティアが企画する「ランチ&コンサート」のシリーズなのだそうだ。正式な名称は「Carnival Frontier Concert」のようだが、今回は「Vol.4」となっているのでまだ歴史は浅いようだ。でも次回が1月19日となっているので、精力的な活動として心積もりらしい。

タイトルと曲名を見れば分かるように、クリスマスにあわせた企画で、観客も50名限定でランチ付き。ドリンクに南瓜のマリネサラダ、オニオン・グラタンスープ、シーフードのクリーム煮シャンパン風味サフランライス添え、ベイクド・チーズ・ケーキという「軽食」と言っているわりにしっかりしたメニュー。観客は演奏者の活動に「教える」というのが含まれているためか「生徒」とその両親という組合せも多い。まぁ安心して見にいけるプログラムなのは間違いない。

4人のクラリネット奏者による演奏だが、二人だったり三人だったりする曲もあり、一人ずつ演奏者の紹介を兼ねて音の違いを聞かせてみたりと、子供にも優しい内容。後半はジャズの楽曲を取り上げたりして、よりリラックスした雰囲気に。どうせならもっとアドリブやソロの掛け合いなどを入れてみても良かったのではないかと思う。もちろん、玄人受けするようなものでなく、子供にもとっつきやすい優しいメロディとリズムでの「遊び」を体現するようなものをだ。音楽は楽譜だけではないんだよというのがちらちら見え隠れする演奏を聞いているうちにそういう感想を持った。
by inVox | 2006-12-26 21:56 | ■Music

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