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Warm Jet Warning, Isle of Ice

 昨年"Day After Tomorrow"という映画を見た。その根拠とする論理は地球温暖化が極地の氷を溶かし、それによって大洋の海水温度が下がり、気圧の大変化を促し、氷河期が来る、というものだ。単に氷が溶け出して海水面が上昇して海抜の低い土地が沈むと考えられてきた地球温暖化が実はもっと恐ろしい状況を招くのだということだ。地球の過去の氷河期はそういう経過をたどって起きたのではないかと映画の中では語られている。氷河期に死んだと思われるマンモスの状態がまるで瞬間的に凍りついたかのようになっている理由についても説明がされている。
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 映画では、多くの人々が死んでいくのだが、一方でかなりの数の人間が生き抜いていくことを、ある意味楽観的に描いている。だが、現実にそうなったときどれだけの人間が生き残れるのか、氷の襲ってくる規模がどれくらいかは誰にも分からない。映画では北半球のみが氷河期に陥った設定であったが、それが北から起こるのか、南から起こるのか、あるいは同時に起こるのかすら予測が付かない。もちろん、いつ、ということが大事なのだが。

 過去に何度か氷河期が起きたことは事実だが、あるときは比較的短期間で発生している。現在人間が引き起こしているような地球温暖化があったとは考えにくいが、火山活動が活発な時期だったり、大規模な隕石落下などによる「核の冬」現象が起きたとも言われている。いずれも寒冷化の直接的な原因は分厚い雲による太陽熱の遮断だ。その雲を発生させるのが温暖化によるものか、火山の噴火か隕石の衝突による粉塵なのか、核戦争によるものか、可能性は数多く存在している。しかも高い確率で。

 ここ数年の夏の暑さはおかしい。なにが、5月くらいから暑くなり、8月にはいると逆に気温が下がったりしている。かと思うと11月の夜中に屋外で薄着でも平気だったりする。大雨と旱魃が極端だったり、台風の数がやたらに多く、規模がでかいものが増えた。地球温暖化は確実に進行している。「明後日」と題された映画だが、それは「明日」かもしれない。
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by inVox | 2005-06-25 09:45 | ■Nature