「4分間のピアニスト」(2006)
「4分間のピアニスト」(2006、ドイツ)
監督: クリス・クラウス
出演: ハンナー・ヘルツシュプルング/モニカ・ブライブトロイ
音楽: アネッテ・フォックス
予告編の激しいピアノに惹かれて見に行った。基本的にはクラシックだが、そこに現代ポピュラー・ミュージックの中でもラディカル・ポップな要素が織り込まれていく楽曲だ。映画の中の音楽すべてがそうだというわけではないが、重要な意味合いを持つシーンで演奏される楽曲はすべてそうだ。そしてそれは主人公の一人クリューガーから「低俗な音楽」として否定される。しかし、鍵はそこにある。
ピアノという楽器は不思議だ。アコースティック楽器ゆえ音色は基本的にはひとつだが、演奏ひとつで如何様にも変わる。残念ながら、この映画ではすべて吹き替えなので、その分、演奏シーンでの訳者の迫力が弱いとも取れるが、音楽はそれを補っている。特にラスト。この曲を聴く・見るためにもう一度見てもよいと思わせる。なかなかにいい音楽映画だった。
監督: クリス・クラウス
出演: ハンナー・ヘルツシュプルング/モニカ・ブライブトロイ
音楽: アネッテ・フォックス
予告編の激しいピアノに惹かれて見に行った。基本的にはクラシックだが、そこに現代ポピュラー・ミュージックの中でもラディカル・ポップな要素が織り込まれていく楽曲だ。映画の中の音楽すべてがそうだというわけではないが、重要な意味合いを持つシーンで演奏される楽曲はすべてそうだ。そしてそれは主人公の一人クリューガーから「低俗な音楽」として否定される。しかし、鍵はそこにある。
ピアノという楽器は不思議だ。アコースティック楽器ゆえ音色は基本的にはひとつだが、演奏ひとつで如何様にも変わる。残念ながら、この映画ではすべて吹き替えなので、その分、演奏シーンでの訳者の迫力が弱いとも取れるが、音楽はそれを補っている。特にラスト。この曲を聴く・見るためにもう一度見てもよいと思わせる。なかなかにいい音楽映画だった。
by inVox
| 2007-12-07 22:58
| ■Cinema/Movie