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Star Wars クローン大戦

スターウォーズの「クローン大戦」が深夜枠で放送されている。アニメーションがあるとは知らなかった。これは映画のエピソード2の4ヵ月後からスタートする話のようだ。この話の後に現在公開されているエピソード3が来るとのこと。

Star Wars クローン大戦_e0006365_2320238.gifスターウォーズといえば、グレッグ・ベアの書いた「スターウォーズ:ローグ・プラネット」という本がある。こちらはエピソード1の3年後という設定。12歳のアナキンが主人公。それにしてもスターウォーズとはなぜにここまで人々を熱狂させるのだろうか。

宇宙という概念は、長い歴史の中で二転三転してきた。最初は神々の住む天上界とそれよりもはるか上の「空」として、西洋、東洋、あるいは中東、アフリカでも中南米でも、星々は神話の中の道具として登場することも多い。西欧世界が徐々にキリスト教によって単一の価値観を広めていくと、こんどは天動説のような形での宇宙観が広がる。自然科学がこれを地動説に変えるまでしばらく時間がかかっている。望遠鏡の発達や運動力学、物理学は宇宙を星の存在する空間として、また地球や太陽もその中のひとつの星として認識させるようになる。それでも、この宇宙空間の「無」は「エーテル」で満ち溢れている、などの説が生まれてくる。宇宙空間は真空。真空とは何か。「何もない」空間ではなく、単に「気体」がないだけなのかもしれない、というようになってきた。そして電波、電磁波の測定ができるようになると、この無音の世界がありとあらゆるノイズに満ちていることが分かってきた。

そして宇宙人。地球の生命体は、宇宙で唯一の生命体である、という考え方はもはや誰もしなくなってきているが、確認できる範囲である程度の高度な発達を遂げた生命体を見つけたという話もまだない。もちろん、地球に訪れた「宇宙人」の話はいくつもあるのだが。宇宙の中に生命を発生させる条件がそろっている星がいくつもあるということは確率的にもかなり高い。しかも、これは地球的な生命を発生させる確率だ。人間の想像の及ばない生命形態も当然あるだろう。月世界人や火星人はともかくとしても、この銀河系の他の太陽系にはそれなりに生命体がいるはずだ。ただし太陽系、意やこの銀河系の中にいる限り、星の誕生のタイミングが似たような時期(といっても数百億年以上の幅があるだろうが)だろうから、発達の度合いも似たようなものである可能性も高い。それゆえまだ宇宙空間の長距離移動がお互いに不自由であり、出会えていないだけなのかもしれない。
by inVox | 2005-09-05 23:17 | ■Cinema/Movie

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