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Out of My Book

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Official inVox Blog; Watched, Read and Listened in my real life.

イタリアのリチャード・シンクレアから季節の挨拶メールが送られてきた。

リチャード・シンクレアからの季節のご挨拶!_e0006365_1244430.gif


来年は、今年よりもよい年でありますように。
# by invox | 2011-12-29 12:05 | ■Music
嬉しいニュースだ。

デヴィッド・ジャクソンに初孫が誕生した。

デヴィッドの息子ジェイクのところに男の子が生まれたそうだ。名前はハービー。ハービー・ジャクソン。トゥイッターでジェイクが報告した。

Jake has twittered on twitter;
"3 days, 6 hours sleep, 2 meals in 2 days, 40 hours of contractions, 17 hours of hard core labour. Please join me in toasting my son, Herbie"

もしかしたらかなりの難産だったのかもしれない。「三日間、6時間の睡眠、二日間で2回の食事、40時間の収斂(陣痛)、17時間の大変な分娩。どうか、私の息子、ハービーへの乾杯に加わってくれ。」

とにかく、無事出産ということで、めでたい!

おじいちゃんになったデヴィッドにはメールを出した。さて、クリスマスは、一家団欒ということになるのかな?


追記:デヴィッドから返事が来た。「とてもはらはらした。難産だったが、試練は終わってほっとした、ハービーはここにいる!ジェイクの時も大変だった、1976年のことだけどね!」みたいな内容です。おめでとうデヴィッド!
# by invox | 2011-12-15 12:44 | ■Music
「タンタンの冒険 ~ ユニコーン号の秘密」(2011年 アメリカ)

監督:スティーヴン・スピルバーグ
製作:スティーヴン・スピルバーグ/ピーター・ジャクソン
脚本:スティーヴン・モファット/エドガー・ライト/ジョー・コーニッシュ
声 :ジェイミー・ベル/アンディ・サーキス/ダニエル・クレイグ/
サイモン・ペッグ/ニック・フロスト

「スティーヴン・スピルバーグが初めてフルデジタル3Dに挑戦」というのは、別にどうでもよかったが、「タンタンの冒険」である。どうしたって見たいよね~。

「タンタンの冒険」 (2011)_e0006365_15334589.jpgご丁寧に最初の段階で、街の似顔絵描きにタンタンの似顔絵を描かせて、それとCGの顔と見比べられるようにしてあり、これがタンタンだよ、という刷り込みを観客に対して行っている。それは、原作漫画でのタンタンは、実際にはこういう顔なんだよ、と見る側が思ってしまうことを狙ってのことだろうが、あまり違和感はなかった。

ストーリーは別として、途中のドタバタアクションの数々は、まるでインディジョーンズそのものと言ってもいいくらいで、これは実写では無理だっただろうし、年老いたハリソン・フォードにやらせることのできるレベルのアクションでもないし、かと言って、実写でそんな映画を撮ったら「自己模倣だ」と非難されるだろうこと必定だろうから、アクションが入っても自然な「原作のある」映画化作品という本作は監督の希望にぴったりだったのかもしれない。

続編を作ろうと思えば作れるだろうし、シリーズとして何本でも制作は可能だろうが、次はないだろうな、と思った。
# by invox | 2011-12-12 15:32 | ■Cinema/Movie
「孔子の教え」(2009年、中国)

監督:フー・メイ
出演:チョウ・ユンファ(孔子)、ジョウ・シュン(南子)、チェン・ジェンビン、ヤオ・ルー、ルー・イー

ジョージ・ハリスンのドキュメンタリーを見たかったのだが、あいにく映画割引のある祝日だったため1時間前に会場に行ったときにはすでに投打の列で、満席の3時間半には耐えられないと判断し、急遽、次善の選択肢であったこちらに変更した。結果、大当たりだった。



孔子の思想を知っているわけではないし、論語などの四書五経を読んだことがある訳でもない。が、儒教には少なからず興味があったので、まずはいろいろ読む前に映画を見ておきたかった。なるほど孔子って、こんなことをしたり、こういう目にあった人だったんだ、というのが分かっただけでも収穫大なり。

時代的には三国志の時代よりもさらに200年ほど昔。すでに中国は1500年以上の歴史を持っていたことを思うと、当時のヨーロッパ/ローマ帝国や中東世界ですら野蛮に思えてくる...。そういったことをつい考えてしまった。同じ時代、ギリシアではソクラテスが「知る」とは何かを問い、プラトンが哲人政治を理想としていた。

主題歌はフェイ・ウォンが担当している。エンド・ロールを見ながら、あぁ良い声だなぁ、誰だろう...と思っていたら彼女の名前が出てきたのだ。納得してしまった。
# by invox | 2011-12-01 13:19 | ■Cinema/Movie
「グレン・グールド 天才ピアニストの愛と孤独」(2009年 カナダ)

監督 ミシェル・オゼ、ピーター・レイモント
出演 グレン・グールド、ジョン・ロバーツ、ウラディーミル・アシュケナージ、コーネリア・フォス、ローン・トーク

グレン・グールドの音楽をたくさん聞いたことがあるわけではないが、私の好きなミュージシャンや友人、知人のうち何人かが好きだと言っている。それで十分じゃないか? 

ということで、下手に脚色されたドラマチックな作品よりもこういったドキュメンタリーの方が良いだろうと思い見に行った。ただし、思っていた以上に音楽は省かれていた。なので、見た後に中古で1枚CDを購入してしまった。まだ聞けていないけれども。

映画『グレン・グールド 天才ピアニストの愛と孤独』

彼の演奏場面も断片的に何度も登場するが、たしかに彼の指捌きというか、ピアノの弾き方はすさまじい。同じ先生に習ったという女性が、それはその先生の指導の仕方が影響していると言い、その手法を突き詰めるとグールドになるのだろうなぁというのは納得した。

グールドは自らを芸術家だと自負していたのかどうか分からない。何かを新しく創り出しているわけではないが、たしかにその分野を解体し、押し広げていったのだと思う。彼に作曲の才能があったらどうなっていたのか、というのは想像したい人だけが楽しめばよいお遊びだろう。彼の「解釈」の斬新さは当時の常識とは大きく異なるものだったようだが、あくまでも「解釈」の範囲でしかないように思える。彼は創造する芸術家ではなかったのではないだろうか。私には、彼は伝統工芸における革新的な職人であったように見えた。卑近な例に例えれば、ジャズのスタンダードにおける超天才的な歌い手のような存在。


# by invox | 2011-11-30 15:55 | ■Cinema/Movie

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